企業間コラボの最新情報をご紹介するコラボレーションブログ。
企業×企業のホットなイノベーションをお届けしております。
あけましておめでとうございます！
去年はコロナ禍で思い通りの生活ができず、自粛や我慢の連続だったと思います。
お正月くらいは浴びるほどお酒を飲みたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2021年最初のコラボレーションブログでは、
海外でも人気の日本のアニメと日本酒のコラボをご紹介いたします。
コラボ企業
| コラボ実施企業① | 菊の里酒造株式会社 |
|---|---|
| コラボ実施企業② | 株式会社講談社 |
企画概要
アニメコラボ企画を得意とするNEW x NEW プロジェクト
（株式会社ジェムインダストリーズ／大阪市北区）は、人気アニメ「進撃の巨人」とコラボした
日本酒ブランドを企画し、第一弾を11月16日(月)に販売開始しました。
本商品は菊の里酒造株式会社（栃木県大田原市）「大那」の日本酒で、
お酒好きもアニメ好きも日本酒を楽しめるよう、デザインにもこだわっています。
アニメの名シーンで360度覆われたギフトボックスや、
キラキラと輝く箔押しを多用したパッケージなど、コスト度外視で細かい演出を施しています。
第一弾はエレンモデルで、2020年11月16日(木)から日本国内での販売をスタートし、
直後に限定生産の3000本がほぼ完売になりました。
第二弾はミカサモデルで、2020年12月21日(月)に販売を開始しました。
また第三弾(リヴァイモデル、2021年2月販売予定)、
第四弾と企画されており、今年は全世界への販売も計画しています。
「エレン」・「ミカサ」・「リヴァイ」、各キャラクターごとに、
生い立ちから象徴的なシーンまで、テレビアニメの名シーンを数多く採用しており、
3キャラクター合計で100点以上のアニメシーンが採用され、
360度ぐるっと見て楽しめるギフト箱は、ファン必見です。
3つの日本酒はそれぞれ異なるお米を使用しており
「エレン＝五百万石」はピュアで真っ直ぐ、キレのある味わい。
「ミカサ＝夢ささら」は透明感があり優しく、上品なメロンの様な味わい。
「リヴァイ＝山田錦」はリッチで力強い味わいが特徴となっています。
購入は、日本酒「大那」の特約店、及び、NEWｘNEWのネットストアにて。
コラボメリット①
菊の里酒造株式会社の漫画「進撃の巨人」とのコラボレーションのメリットは、
今まで日本種を手に取らなかった人への購入のきっかけになるという点です。
また、銘柄の認知度を上げるという意味でもメリットになるのではないでしょうか。
日本酒というと、若い人へは少しハードルの高いお酒ですが、
進撃の巨人ファンであれば、パッケージの格好良さでつい手を伸ばす人も出てくるでしょう。
海外への販売も計画しているとのことで、
海外での日本酒ファンを獲得するきっかけにもなりそうです。
コラボメリット②
株式会社講談社と菊の里酒造株式会社とのコラボレーションのメリットは、
再度「進撃の巨人」への注目度を上げられる点です。
世の中は圧倒的な「気滅の刃」ブームですが、
TVアニメ「進撃の巨人 The final season」が2020年12月6日(日)より放送されており、
今回のコラボレーションは再ブームへの火付け役に一役買っていると思われます。
また、日本酒きっかけで「進撃の巨人」を知った新しいファンを
獲得するきっかけにもなるでしょう。
コラボ効果
日本酒とアニメ「進撃の巨人」とのコラボレーションの効果は、
おもしろさではないでしょうか。
本来であれば交わることのない2つの文化「日本酒」と「アニメ」が融合することで、
新たな価値を見出しています。
日本酒ファンへは「進撃の巨人」への興味関心に、
逆に進撃の巨人ファンへは「日本酒」への興味関心に繋がるコラボレーションだと思います。
また、海外でも人気のある「進撃の巨人」ですので、今回のコラボレーションを通して、
海外にいるファンに日本酒の魅力を知ってもらえるという点でも効果は大きいと思います。
コラボ成功ポイント
今回のコラボレーションの成功ポイントは、
コロナ禍で居酒屋など外でお酒を飲む機会が減り、
オンライン飲み会など家で飲む機会が増えたこと、
パッケージ、ギフト箱のデザインにこだわり、
「進撃の巨人」ファンを喜ばせたことではないでしょうか。
去年はコロナウイルス感染拡大防止の為、
以前と同じように好きな時に好きな場所に飲みに行くということが出来ず、
代わりに「オンライン飲み会」という新しい飲み方が確立されました。
時間や場所を問わず、自分の好きなお酒や食べ物を用意することができるオンライン飲み会。
ステイホームを快適に過ごすために、オンライン飲み会を楽しむために、
自分のお気に入りのお酒を見つける、揃えるということをした人もいるでしょう。
外出や外食などでお金を使う場面が減り、
今までお金をかけてこなかったところに使う余裕ができた、
そういった状況も成功のポイントの1つと言えるのではないでしょうか。
今回のコラボレーションのパッケージ、
ギフト箱は「進撃の巨人」マニアのデザイナーを複数名アレンジし、
デザインに5ヶ月以上も費やしたということで、
コアなファンにはたまらない作品になっているのではないかと思います。
デザイン性の高さから日本酒を楽しむだけではなく、
インテリアとして置いておくだけでもテンションの上がる1本になっています。
限定生産3000本という限られた本数も購買意欲を掻き立てます。
ファンとしては是非ゲットしたい貴重な1本になっているのではないでしょうか。
また、パッケージに使用されているシーンは、
テレビアニメの名シーンを数多く採用しており、過去作への懐かしさも感じさせつつ、
現在放送中のTVアニメ「進撃の巨人 The final season」への視聴意欲にも繋がるかと思います。
まとめ
今回は、「進撃の巨人」と「日本酒」のコラボレーションを紹介しました。
コロナウイルスの感染者数が日々増えている今、旅行や外食など自粛ムードが続いています。
ステイホームのお供に、格好良い日本酒はいかがでしょうか。
使用されているお米の品種がそれぞれ違うということで「エレン」・「ミカサ」・「リヴァイ」と
飲み比べてみるのもいいかもしれません。
参考文献
・NEW×NEW
https://newxnew.jp/shingeki/
・SAKETIMES
https://jp.sake-times.com/special/press/p_shingeki
