キャンペーン運営を外注するメリット・デメリットとは?最適な業者選びのポイント

 

 

 

キャンペーンの実施は顧客の関心を引き、売上向上に貢献します。しかし、キャンペーンの企画から運営、応募管理、景品発送までをすべて自社で行うのは、膨大な時間と労力を要します。応募者対応や不正応募の管理、データ処理などの業務負担が増え、社内リソースが圧迫されることも少なくありません。

 

こうした課題を解決する手段のひとつが、キャンペーン運営の外注です。専門業者に委託することで、スムーズな運営と高い効果が期待できます。

 

本記事では、外注のメリットやデメリット、信頼できる外注先選びのポイントについて詳しく解説します。

 

 

 

1.キャンペーン外注の重要性

 

現代のマーケティングにおいてキャンペーンは、企業のプロモーションやブランド認知度の向上、顧客獲得など、欠かせない手法となっています。しかし、キャンペーンの企画から運営、結果の集計・分析までをすべて社内で完結させることは、膨大な人的リソースと時間が必要です。

 

ただ、これらの業務を一従業員が兼任することは大きな負担となり、他の重要な業務に支障をきたす可能性もあります。そのため、キャンペーン運営を専門の外部業者に委託する「外注」の重要性が高まっています。

外注を活用することで、業務効率化や成果の向上が期待でき、社内リソースをより戦略的な業務に集中させることが可能となります。

 

2.キャンペーン運営の主な課題

 
キャンペーン運営には多くの課題が存在します。主なものを以下に挙げます。
 

■キャンペーン手法の多様化

 
デジタル技術の進化に伴い、実店舗での店頭施策だけでなくSNSを活用した施策など、キャンペーンの手法も多様化しています。それぞれの媒体を効果的に組み合わせ、ターゲット層にアプローチするためには、最新のトレンドや技術に精通した知識が必要です。
  

 

■応募受付や問い合わせ対応の負担増加

 
キャンペーン期間中は、応募受付や問い合わせ対応が集中し、通常業務と並行して対応することが難しくなる場合があります。特に、大規模なキャンペーンでは、数千件、数万件の応募や問い合わせが寄せられることもあり、迅速かつ正確な対応が求められます。

 

■不正応募の防止やデータ管理

 
キャンペーンでは、応募者の個人情報を取り扱うため、データ管理の厳重なセキュリティ対策が必要です。また、不正応募を防止するためのシステムやチェック体制の構築も求められます。これらを自社で対応するには、高度な技術と専門知識が必要となります。

 

■効果測定とPDCAサイクルの実施が困難

 
キャンペーンの効果を正確に測定し、次回以降の施策に活かすためには、データの収集・分析が不可欠です。しかし、これらの業務は専門的なスキルを要し、社内に適切な人材やツールがない場合、効果的なPDCAサイクルの実施が難しくなります。
  

3.キャンペーン運営を外注するメリット

 

キャンペーン運営を外部の専門業者に委託することで、以下のようなメリットが得られます。

①業務負担の軽減

 
応募管理や事務局運営など、煩雑で時間を要する業務を専門業者に委託することで、社内の業務負担を大幅に軽減できます。これにより、社員は戦略的な業務やクリエイティブな業務に集中することが可能となります。 

 

②専門知識とノウハウの活用

 
キャンペーン運営の専門業者は、これまでの豊富な実績から得た成功事例や最新のトレンドに精通しています。そのため、効果的な施策設計や不正応募対策、データ管理の精度向上など、専門的な知識とノウハウを活用したサービスを提供してくれます。 

 

③コストパフォーマンスの向上

 
一見すると外注はコストがかかるように思われがちですが、内製で対応する場合の人件費やシステム開発費、物流手配などを考慮すると、トータルでのコスト削減が可能となるケースも多いです。特に、専門業者は効率的な運営体制を整えているため、コストパフォーマンスの向上が期待できます。 

 

④効果測定・改善が容易

 
専門業者は、KPI設定やデータ分析のノウハウを豊富に持っています。そのため、キャンペーンの効果測定やリアルタイムでのPDCAサイクルの実施が容易となり、次回以降の施策改善に役立てることができます。 

 

⑤個人情報管理のリスクを回避

 
応募者の個人情報管理には情報漏えいなどのリスクが伴います。特にSNSキャンペーンでは、アカウント情報を個人情報とみなす企業が増えており、慎重な対応が求められます。専門の事務局へ外注すれば、安全なデータ管理が可能になり、企業の信用を損ねる心配がございません。 

 

※パルディアはPマークやISMSを取得しており、セキュリティ面でもご安心いただけます。

 

 

4.キャンペーン運営を外注するデメリット

 

一方で、外注には以下のようなデメリットも存在します。

①費用が発生する

 

外注には一定の費用が発生します。前述したようにトータルでのコスト削減というメリットがある一方、短期的には内製よりも高くなる場合もあるため、費用対効果を十分に考慮した上で外注先の選定を行う必要があります。

 

②自社ノウハウが蓄積されにくい

 

毎回キャンペーンを外注すると、社内に運営スキルやノウハウが蓄積されにくくなります。その結果、将来的に内製化を考えたときに、ゼロから学ぶ必要が出てくる可能性があります。そのため、一部の業務は内製化する「ハイブリッド運用」を検討し、外注と内製のバランスを取ることも重要です。

 

5.どのようなキャンペーンを外注すべきか?

 

キャンペーンを成功させるためには、適切な運営体制を整えることが不可欠です。
ここでは、内製化できる可能性があるキャンペーンと外注すべきキャンペーンについて説明します。

 

内製化でも対応できる可能性があるキャンペーン

 

以下のようなキャンペーンは、内製化でも十分に対応できる可能性があります。

 

■小規模なSNSキャンペーン(フォロー&リポスト、いいね&シェアなど)
・比較的シンプルな設計のため、手間をかけずに運営可能
・応募者とのコミュニケーションを自社で行いやすい

※商品発送などの個人情報を取り扱う事務局業務は、専門会社への外注をおすすめします

 

■短期間・少人数で対応可能なキャンペーン
・景品数が少ない、応募方法が単純なキャンペーン
・フォームや簡単なアンケートを活用し、社内でデータ管理が可能 
  

外注に向いているキャンペーン

 

一方で、以下のようなキャンペーンは外注することをおすすめします。

 

■当選者多数で大規模なプレゼントキャンペーン
・応募数が膨大になるため、応募管理や抽選のシステムが必要
・景品発送の手配や、当選者への通知などの業務が発生

 

■システム構築を伴うデジタルキャンペーン
・LINE応募、二次元コード応募など、デジタル技術を活用する場合
・システムの設定や運用が必要となるため、専門知識が求められる

 

■問い合わせ・景品発送といった対応が必要になるキャンペーン
・参加者からの問い合わせ対応が増加するため、専用の事務局が必要
・景品発送の管理や在庫調整などの業務が発生する

 

■SNSを活用した大規模キャンペーン(インフルエンサーとの連携など)
・インフルエンサーとの調整や、投稿内容の管理が必要
・拡散力を最大化するための施策設計が求められる

 

6.外注先の選び方とポイント

 

キャンペーン事務局を外注する際には、信頼できる自社に最適な外注先を見極めることが鍵となります。特に、十分な実績とノウハウ、セキュリティ対策、対応可能な業務範囲の3つのポイントを重視しましょう。

十分な実績とノウハウがあるか

 

キャンペーンの成功には、外注先の経験とノウハウが大きく影響します。実績が豊富な会社を選びましょう。実績の多い会社であれば、様々な業種・手法のキャンペーンにおいてノウハウをもっており、目的に合った最適なキャンペーンの提案や、トラブル発生時にも臨機応変に対応することができます。

例えばパルディアでは、下記のようなキャンペーンをサポートいたしました。

 

家電メーカー キャッシュバックキャンペーン 

他手法と比較して作業工数がとても多くトラブルが発生しやすいキャッシュバックキャンペーンの、すべての作業をワンストップで対応いたしました。

 

食品メーカー 流通タイアップキャンペーン

50以上の流通企業様とのタイアップ企画で、販促物の制作から景品発送までの事務局対応一式を対応いたしました。

 

その他事例はこちら >

 

パルディアではキャンペーン事務局を累計10,000件以上・年間約1,000件対応しており、どのようなご相談にも柔軟にご対応しております。

 

プライバシーマークやISMSの取得

 

キャンペーンでは、個人情報を取り扱うことが多いため、セキュリティ対策の充実度を確認することが不可欠です。外注先がプライバシーマーク(Pマーク)情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しているかどうかをチェックし、安全な情報管理体制を持つ企業を選びましょう。これにより、不正アクセスや情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。

 

対応できる業務範囲

 

キャンペーン運営には、応募受付、問い合わせ対応、景品発送、など多くの業務が含まれます。外注先がこれらの業務を包括的に対応できるかを事前に確認し、自社のニーズに合ったサービスを提供できるかを判断しましょう。
また、パルディアのように一括対応だけでなく外注したい作業のみをスポットで依頼できる会社であれば、より柔軟な運営が可能になります。

 

パルディアの業務範囲はこちら >

 

 

まとめ

 

キャンペーン運営の外注は、業務負担の軽減、専門的なノウハウの活用、コストパフォーマンスの向上など、多くのメリットがあります。十分な実績とノウハウセキュリティ対策対応できる業務範囲の3つのポイントをしっかり確認し、適切な外注先をお選びいただくことをおすすめいたします。

 

パルディアでは、累計10,000件以上のキャンペーン事務局運営実績があり、様々な業種・手法のキャンペーンを運営してきました。Pマーク・ISMSも取得しており、セキュリティ面もご安心いただける体制を整えております。

 

キャンペーンの外注をご検討される場合は、ぜひパルディアもご検討ください

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