Paldia Collaboration Blog Vol.27

企業間コラボの最新情報をご紹介するコラボレーションブログ。

企業×企業のホットなイノベーションをお届けしております。

 
今回のコラボブログでは、2016年11月から発売開始し、現在も商品カテゴリーを変えて大好評の「ファミリーマート」×「ライザップ」のコラボレーション商品事例とポイントをご紹介いたします。
 

 
 


 
 

コラボ企業

 

コラボ実施企業① 株式会社ファミリーマート
コラボ実施企業② RIZAP株式会社

 
 


 
 

企画概要

 
このコラボレーションは、大手コンビニエンスストア、「ファミリーマート」と独自のトレーニング法で健康・ボディメイクをプロデュースする「ライザップ」が、おいしく手軽に糖質をコントロールできるフードメニューとして、2016年11月に商品発売開始することでスタートしました。「ファミマでライザップ」ブランドとして、サラダやカレー、パスタ、スイーツなどさまざまな糖質をコントロールした商品を扱い、商品数は累計50種類を超え、現在も新商品が店頭に並んでいます。売上高は、2017年10月時点で累計40億円に達し、コンビニの健康食品に新風を巻き起こしています。コラボのきっかけは、ファミリーマートの「顧客の健康意識が高まる中で、糖質量に配慮した食品を開発・販売したい」というニーズと、ライザップの「健康を目的とした低糖質商品を手に取りやすい価格で販売し、顧客に広く健康的な食生活を届けたい」というニーズが合致する形で誕生しました。コラボ商品の標語は「おいしさにコミット」。単に糖質を抑えるだけではなく、何度も食べたくなる「おいしい」商品を生み出し続けるという想いのもと、誕生以来、商品の形を変えて今も顧客に支持される人気商品となっています。このコラボ、とんとん拍子で進んでいるわけではなく、両者の顧客ターゲットの違い、原材料へのこだわり、商品の訴求内容や方向性にいたるまで、誕生までに緻密に戦略が練られているからこそ、継続したヒット商品として受け入れられているようです。商品の発売時には、極端にストイックさを高めた商品ではなく、これから健康生活を始める方のきっかけになるような、ライトな商品から発売するということも大きなポイントとなっています。
 
 


 
 

コラボメリット

 
【 株式会社ファミリーマートのメリット】
 
ライザップの高いブランド力を活用できることにあります。新商品は、顧客に認知されるまでに時間がかかりますが、ライザップは認知度が高く、そのブランド名やロゴマークから「低糖質」、「ダイエット」といったイメージがすぐに想起されるので、顧客が瞬間的に「これは糖質量に配慮した商品だ」と認知でき、商品の浸透度を加速することができます。新商品の最大の課題であり、最も時間を要する「認知度向上」を即座に達成できることが、最大のメリットとなりました。
 
【RIZAP株式会社のメリット】
 
全国のファミリーマートの店舗で商品展開できることにあります。ライザップの減量期に行っている糖質コントロールと運動をメインにしたダイエットプログラムは知っていても、ライザップが開発した食品のことは知らない顧客が多いと予想されていました。その状況下で、全国展開しているファミリーマートの店頭で、顧客とライザップ食品の出会いを創造することができたことが最大のメリットとなります。認知という要素以外にも、販路拡大も大きく向上したことが予想されます。
 
 


 
 

コラボ効果

 
売上や認知度向上などは先述した通りですが、このコラボの効果としてそれ以外に挙げられるのは、「シリーズ商品として根付いた」ことにあるのではないかということが挙げられます。これには、両者の長所をうまく融合させることができたことが考えられます。まずは商品開発。ここはファミリーマートの多くのノウハウを活用しました。特に商品を市場にリリースするタイミングが重要なので、季節に合わせた商品展開に注力しています。つぎに商品の提供価値。ここはライザップの『一人でも多くの方の健康寿命を延ばし、「人は変われる」というメッセージを届ける』という理念にもとづく商品展開にこだわることにより、顧客に健康生活がどんどん身近になっていきました。
 
 


 
 

コラボ成功ポイント

 
ファミリーマートの商品開発力・店舗力、ライザップのブランド力に加えて、効果的なプロモーションを実施したことが成功のポイントとなっています。コンビニ食品を使った健康的な食生活を訴求するために行ったプロモーションが「#ファミマでライザップ ファミマで糖質コントロール生活」です。ファミリーマートやサークルKサンクスで働くストアスタッフ11人がライザップとのコラボ商品含めファミリーマートで販売する商品を利用して食生活を改善する様子を、WEBサイトとソーシャルメディアで紹介しました。2017年6月27日から約2か月間実施した結果、参加者11人合計で体重84.5kg、腹囲137.7cmの減量を達成しています。このプロモーションの狙いは3つありました。1つめは、一般消費者に向けた広告活動です。コンビニスタッフが身近なコンビニ食品を食べてやせるというストーリーは、糖質制限ダイエットの入門編にはぴったりでした。。コンビニ商品なので手に入れやすく、すぐに挑戦できるハードルの低さもあって「これなら自分にもできそう」と思ってもらえることに成功しました。2つめは、加盟店との絆の強化です。店舗のスタッフ参加型のイベントでリアルな商品の魅力を訴求すれば、発注の促進につながります。企画そのものに話題性を持たせつつ、加盟店に参加してもらうことで、話題となるような環境作りをしました。最後に3つめの狙いは、ライザップ監修商品をきっかけに、ファミリーマートのさまざまな商品を知ってもらうことです。ライザップの管理栄養士がファミリーマートの商品を組み合わせて作る毎日のメニューを提案し、開始時・終了時にはメディア向けの発表会を開催。さらに全国の店長が集まる商品セミナーでも参加者のビフォー・アフターを見せる等身大パネルを用意して展示しました。これら3つの狙いがうまく融合し、コラボを成功へと導きました。
 
 


 
 

まとめ

 
今も店頭に並ぶコラボ商品。顧客の趣味嗜好・トレンドの変化サイクルが早い時代に、顧客に受け入れてもらえる商品を生み出すには、自社だけのノウハウに頼らず、互いの強みを生かした商品開発・流通戦略・販促活動を行うことが、大きなポイントとなりそうです。
 
 


 
 

私が記事を書きました

 

株式会社パルディア 企画営業一部
山口 洋平

企画営業1部所属の山口です。好きな食べ物はカレーとハンバーグ、好きなスポーツは野球、好きなお酒はハイボールです。社内で一番「熱い」男を目指して日々修行中です。よろしくお願いします!

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