Paldia Collaboration Blog Vol.13

企業間コラボの最新情報をご紹介するコラボレーションブログ。

企業×企業のホットなイノベーションをお届けしております。

 
今回コラボブログでは2016年から始まり、2018年に更なるコラボレーション形態を実施し進化しようとしている「papico」×「極楽湯」の事例とポイントをご紹介いたします。また、2018年11月19日~2018年12月2日まで「直営24店舗・FC9店舗」で本コラボレーションが実施されます!
 

 
 


 
 

コラボ企業

 

コラボ実施企業① 江崎グリコ
コラボ実施企業② 極楽湯

 
 


 
 

企画概要

 
この2社の初回コラボレーションは2015年から極楽湯・RAKU SPA直営店23店舗でコラボレーションを実施。極楽湯で共同開発入浴剤の「パピコの湯」が登場しました。極楽湯売店でパピコを購入した人に先着で限定ノベルティプレゼントや、フォトスポットの設営、特に特徴的なのが、パピコのなめらかさをイメージして共同開発したオリジナル入浴剤のお風呂「パピコの湯」を満喫できちゃうというコラボレーションになります。具体的な施策としては、下記の通りです。
 
1:スーパー銭湯「極楽湯」の温泉の一部がパピコの湯になる
2:スーパー銭湯「極楽湯」の内装がパピコの売店になる
3:スーパー銭湯「極楽湯」でパピコを購入するとオリジナルグッズがもらえる。
4:スーパー銭湯「極楽湯」の内装にフォトスポットの設営
5:スーパー銭湯「極楽湯」RAKU SPA 3店舗期間限定で、ロウリュウの後にパピコがもらえる
 
キャンペーン期間中、店内でパピコが販売され、購入者にはオリジナルノベルティ「パピコ風船」をプレゼントしました。(2017年度・パピコの形をした全長約60cmの風船らしく、数量限定&先着順で配布をしました。)また、極楽湯の温泉がアイスの「papico」のようなオリジナル入浴剤を入れた「パピコの湯」が登場しました。「チョココーヒー味のパピコをイメージした、甘い香りが広がり、かつなめらかな肌触り」の「チョココーヒーの湯」と「ホワイトサワー味のパピコをイメージした、乳酸菌の香りとなめらかな肌触り」の「ホワイトサワーの湯」の2種類のお風呂が登場しました。さらに毎年11月~12月にはこのコラボレーションを実施している様子で、今後とも続きそうなコラボレーションですね。
 
 


 
 

コラボメリット

 
【江崎グリコのメリット】
 
温泉のあとにパピコを購入でき、購買意欲をそそらせられることが大きなメリットです。また、パピコの温泉ということでインパクトが強く、メディアに取り上げられたり、実際にパピコを購入し食べている様子をユーザーがSNSで投稿・拡散させたり、宣伝効果としても非常に大きなものとなっています。
 
【極楽湯のメリット】
 
極楽湯でしか味わえない「特別な温泉」を強烈にイメージづけることで、他社施設との差別化となることが大きなメリットでした。また、他イベントを同時に開催することで、ユーザーの利用者数を増加することができました。銭湯は家族連れや友人となどグループでの利用が多く、話題提供に大きく貢献できたと考えられます。
 
 


 
 

コラボ効果

 
パピコの湯としてネームバリューを付けてた点から、一定の話題性・集客の確保ができたであろうことがわかります。また、パピコの副次的な効果としては、この施策がきっかけとなり、ついコンビニやスーパーで購入を促せたのも新規顧客や既存顧客の獲得面では大きい効果であったと考えられます。また、2016年11-12月に実施した施策については、詳細結果は公表されていないものの、1カ月間での利用者は非常に多くのご評価を頂いているとの公表がありました。
 
 


 
 

コラボ成功ポイント

 
今回の施策についての成功のポイントは主に2つです。
 
1:江崎グリコサイドと極楽湯双方にメリットがある
 
コラボレーションで重要なのが、コラボレーションをする両者にメリットがあるかどうかです。特に、単発ではなくその後も継続してコラボレーションを行っていくためには、双方にメリットが感じられるかどうかは企画の上で気を付けるべきポイントの1つです。今回の件を整理すると、それぞれが抱えていた課題は下記の通りです。
 
極楽湯:「話題性」のプロモーションで競合施設と差別化したい
江崎グリコ:SNSを中心とした施策に力を入れており、更にSNSでの話題性喚起、来客促進を進めていきたい。
 
コラボレーションによってこの課題が解決される点、またターゲットの親和性により、パピコの湯施策は2016年から今に至るまで毎年の恒例行事として成功したコラボレーションとなったと考えられます。
 
2:メディア・SNSに取り上げられる「わかりやすい絵」をつくることができたこと
 
「パピコの湯ができた!」というのはメディアにとっては「絵」として分かりやすく、施設を利用した人へのインタビューなどを組み合わせれば話題の1つとしてとりあげやすいものでした。「極楽湯ならパピコの湯に入れる」という分かりやすさも、話題として取り上げやすい要因です。更に、他の温泉施設に先んじてこのビッグコラボレーションを実施したことで、パピコが入っているかのような温泉に入れるという「話題性」としても十分なプロモーションでした。これはSNSに関しても同様で、メディア・SNS双方でこの施策が話題としての取り上げやすかったという点で情報が拡散し、非常に高い宣伝効果が得られたと考えられます。
 
 


 
 

まとめ

 
これからも、秋~冬の時期には開催されると予想される「江崎グリコ」×「極楽湯」のコラボレーションには注目ですね。まだ1度もパピコの湯を利用したことのない方は、ぜひお試しください!お風呂上がりのパピコアイスは本当においしいのでオススメですよ!次回も話題のコラボレーションを取り上げていきたいと思いますので、是非お楽しみに。
 
 


 
 

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