Paldia Collaboration Blog Vol.3

企業間コラボの最新情報をご紹介するコラボレーションブログ。

企業×企業のホットなイノベーションをお届けしております。

 
今回のコラボブログでは、最新作の公開を記念して2018年11月より行われる、「ハリーポッター」シリーズ×「ラフォーレ原宿」の大型コラボレーションイベント事例と、そのポイントをご紹介いたします。
 

 
 


 
 

コラボ企業

 

コラボ実施企業① ワーナー・ブラザース コンシューマープロダクツ
コラボ実施企業② ラフォーレ原宿

 
 


 
 

企画概要

 
ハリーポッターシリーズとラフォーレ原宿のコラボは、今回が初めて。今まで映画公開を記念して、伊勢丹や東武デパート内で衣装の展示やグッズの販売をすることはあったものの、館内全体を巻き込んだイベントはなかったため、ハリポタファンにとっても新たなイベント。そんな過去最大規模で行われる、今回のイベントの概要は下記の通りです。
 
【企画概要】
 
2018年11月17日から12月9日までの期間、「ウィザーディングワールドオブハリーポッター」(ハリーポッターシリーズと関連したJ・K・ローリングによる魔法の世界の本・映画・劇などのシリーズ総称)の最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の映画公開(公開日は11月23日)を記念して、ラフォーレ原宿館内全体が魔法にかかる大型コラボレーション企画【WIZARDING WORLD COLLECTION in Laforet HARAJUKU】を実施。また、ラフォーレミュージアム原宿では、11月22日から12月5日までの間、【魔法ワールドinラフォーレミュージアム】と題した世界観を体感できるイベントを開催。
 
【企画内容】
 
本イベントでは、館内約30店舗にて「ファンタスティックビースト」「ハリーポッター」をテーマにしたコラボ商品を展開。各店舗でオリジナルのファッションアイテムを限定発売。ミュージアムでは、撮影で使用された衣装やパネルを展示。世界観を楽しめるフォトスポットも用意。本会場先行販売グッズも登場。入場料は無料。さらに、ハリーポッターシリーズのデザイナー「ミナリマ」の商品も販売予定。
 
 


 
 

コラボメリット

 
【ワーナー・ブラザース コンシューマープロダクツのメリット】
 
すでにSNSでも拡散され、初めてのコラボでもあるので、かなり話題性があります。ラフォーレ原宿によく来るような若い女性をターゲットに、映画をより多くの人に宣伝する効果があると考えられます。普段ハリポタに興味がない人にとっても、ファッションアイテムとコラボすることで、「おしゃれだから」という理由でグッズを手に取ってもらいやすいのではないでしょうか。新しいハリポタ好き人口を増やすチャンスでもあります。
 
【ラフォーレ原宿のメリット】
 
若い女性だけではなく、普段原宿には来ないような、幅広い年代のポッタリアン・potterhead(ハリポタシリーズの熱狂的なファンのこと)を大量に集客することができると考えられます。また、館内全体を巻き込むことで、他の店舗での買い物促進にもつながります。原宿の魅力発信にもつながるでしょう。さらにミュージアムを同時開催することで、「コラボのファッションアイテムに興味はないけれどハリポタは好き」という男性に向けてもアピールが可能です。
 
 


 
 

コラボ効果

 
10月23日現在、まだコラボ商品の画像や、ミュージアムの詳細などについての情報は出ていないにもかかわらず、関連ツイートのいいね数はすでに2,000をこえています。さらに、ツイッター上では「絶対に行きたい」という声も多数。関心の高さがうかがえます。実際、ミュージアムは入場無料かつ予約制ではないため、土日には入場規制もかかりそうな予感。期間中は、幅広い年代・性別の多くのファンがラフォーレ原宿に集まり、大いに賑わいそうです。
 
 


 
 

コラボ成功ポイント

 
今回のコラボが成功したポイントとしては、2つの理由が考えられます。一つ目は、『ファンタスティックビースト』シリーズのオシャレさです。実は、2017年に公開されたファンタビの1作目では、衣装デザインでオスカーを獲得しています。ノミネートはされていたものの、ハリポタシリーズではアカデミー賞は一度もとれていなかったため、ファンにとっても嬉しいニュースでした。実際に着るとコスプレ感が強くなってしまうハリーたちが着ていたような魔法学校の制服とは違って、今作の主人公ニュートが着ている深い青色のコートや、クイニーの着るかわいらしいピンクの服は、大人にとっても魅力的で、「実際に着てみたい」と思わされます。衣装でアカデミー賞をとった映画と、ファッション系のビルとのコラボは、個人的には、天才的なマッチングだと感じました。二つ目は、ターゲットの一致です。ハリーと同じ年ごろに本と出会い、ハリポタシリーズとともに成長してきたファンは、現在20代~30代。また、ファンタビに出てくる登場人物たちは全員が大人であるため、前作の映画公開以降、新しく大人の視聴者が増えたようで、ハリポタ&ファンタビのファン層は、原宿ラフォーレに来る客層とかなり一致しています。日本のファッション界のど真ん中である原宿ラフォーレにあるブランドとのファッションコラボグッズは、ハリポタシリーズのファン層に多い20代から30代の女性にとっては、非常に魅力的であると考えられます。一見、ハリポタとラフォーレ原宿のコラボは「ちぐはぐ」で珍しい組み合わせだと思われる方も多いかもしれませんが、実は完全にターゲットが一致した、魅力的なコラボなのです。
 
 


 
 

まとめ

 
今回初めて行われる新しいコラボで、「なんでハリポタが原宿で?」と思った方もいるかもしれませんが、よく考えれてみれば、ハリポタとラフォーレ原宿には、おしゃれさやターゲット層など、「共通点」がたくさんありました。このイベントの大成功をきっかけに、映画とファッション業界のコラボが増えるかもしれませんね。
 
 


 
 

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