クリック率大幅アップ!キャンペーンバナー作成のポイントと注意点を解説

 
 
 
 

 

 

キャンペーンバナーとは

 

キャンペーンバナーとは、キャンペーンの告知の際に使われる画像のことを指します。SNS投稿やWEBページなど媒体問わず多くの企業がキャンペーン企画の際に合わせて検討する要素の1つです。

 

バナーはテキストや文字リンクよりも視覚的な印象を残しやすく、一目で伝えたい情報を届けることができるメリットがあります。しかし、多くの企業がバナーを使用していることから、消費者の目も慣れてきており、工夫を凝らした作成が必要です。

 

作成前に押さえておくべきポイントを踏まえ、作成のコツをご紹介していきます。

 
 

バナー作成前に押さえておきたいポイント

 
①ターゲットを明確にする
 
キャンペーンバナーを作る際、「とにかく多くの人に見られるものを作りたい!」という思いがあるかもしれません。しかし、バナー作成においてターゲットを決めずに作成した場合、例えば40代男性をターゲットとしたキャンペーンで、ピンク色を基調としたバナーを作成するとどうでしょう。おそらく40代男性が興味を惹くとは言い難いかと思います。
 
ターゲットは難しく考えず、どんな人にキャンペーンに応募してもらいたいかを考えましょう。
– 女性
– 30代
– 事務職を新卒からしている
– 当社の商品を知っているが、使ったことがない人
– SNSはX(旧Twitter)をよく使用する
 
上記は例になりますが、これだけでもどんな言葉を載せるか、どの要素を目立たせるか、色はどんなものがいいかなどざっくりではありますが大枠の構成を決めることができます。
 
前述した通りキャンペーンバナーはファーストコンタクトになり得る場合が多いことから注目度が高くなりますが、裏を返せばターゲットに刺さらないバナーを作成してしまうと離脱のリスクが一気に高まります。そのため、ターゲットを考慮した構成を考えることが重要です。

②バナーに入れる要素の優先順位をつける

 

キャンペーンバナーには以下の要素が入ることが多いです。
– キャンペーンタイトル
– 景品の当選人数
– 景品のイメージ画像
– 簡単な応募方法
– 応募期間
 
キャンペーンバナーはキャンペーンの告知で使用することが多いため、「多くの情報を伝えたい!」という思いがあるかと思います。しかし、消費者はキャンペーンバナーを最初からじっくり見ることはほとんどないため、「どんなキャンペーンなんだろう」「面白そう!」などキャンペーンのテーマ性や特徴を掴んでもらい、興味を喚起することが重要です。
 
SNS上であればスクロールして気になる情報があれば目を留めて見る、WEB上であれば思わずクリックしてしまう、という動作になります。
 
ここでは「何を目立たせるのがユーザーに刺さるのか?」という基準で考えましょう。
 
例えばキャンペーン名にインパクトがあり、それだけで面白そうと思ってもらえるものであればキャンペーン名を一番に目立つように配置します。景品の当選人数が多く、自分でも当たるかもと思ってもらえそうな人数であれば景品の当選人数を一番に目立つように配置します。
 

また、本当にすべての要素をキャンペーンバナーに詰め込む必要があるのかどうかも精査しましょう。例えばSNSで告知をする場合、キャンペーンバナーには一番目立たせたいことのみを記載し、投稿文章にその他の要素を記載することもできます。限られたスペースの中で本当に伝えたい情報のみを入れ込み、興味を持った温度感の高いユーザーによる自然なキャンペーン参加が見込めます。
 

                      

作成の際は「この要素を一番目立たせたい」「この要素はあまり目立たせなくても良い」という視点で考えるとスムーズに進みやすくなるでしょう。

POINT③どこに設置するのかを明確にする
 
告知媒体によって推奨サイズや規定サイズがあるため、最適なサイズで作成することでより目に留まりやすいバナーを作成することができます。
 
特にXの複数枚投稿の場合、1枚投稿の場合と比べて見え方が異なります。大事な情報が見切れてしまい、せっかく精査した伝えたい情報が伝わらないというリスクを防ぐためにも予め告知媒体と推奨サイズを確認しておきましょう。
 

 
POINT④デザインの完成イメージを明確にする
 
バナーは「フォント」「色味」「テーマ」など複数の要素を合わせて作成します。その際に詳細な部分まで詰めずに作成するとどうでしょう。例えば、「黄色」で「にぎやかな感じ」と決めた場合、黄色といっても明るめの黄色から暗めの黄色までたくさんの色があります。もっといえば人によってイメージする黄色も異なります。また、にぎやかな感じに関してもイラストがたくさん入っていたらにぎやかなのか、細かい飾りがたくさんあればにぎやかになるのかなど、人によって感覚が異なります。他にもイラストメインのキャンペーンバナーにするのか、写真がメインのキャンペーンバナーにするのかによってもイメージが変わってきます。
 
最終的にどのようなイメージとしたいのかがはっきりとわかる事前準備が必要であり、完成イメージをもとに作成の手順に移るとイメージの認識齟齬や無駄な工数を削減することができます。
 

思わずクリックしたくなるバナー作成のコツ

 
ここからは作成段階において消費者の興味を惹くキャンペーンバナーを作成するコツをご紹介いたします。

 

①Zの法則を意識する

 

Zの法則とは、人の目線が「Z」の形に沿って動く視線パターンを意味します。つまり、ユーザーの視線は「左上→右上→左下→右下」に流れる傾向にあるため、重要度の高いものから左上に、低いものを右下に配置することで、伝えたい情報を届けやすくなります。

 

②文字の大きさに強弱をつける

 

全て同じサイズのテキストのバナーと文字の大きさに強弱をつけたバナーではまるで見やすさが異なります。どのようなキャンペーンなのか、どのくらいの人数が当たるのか、どんなコラボなのか、どんな景品なのか、など消費者が気になるであろうと想定されるものをイメージして強調することで、消費者の興味を喚起します。
   

③フォントは多用せず、視認性を重視する

 

文字の大きさ同様にフォントの種類にも注意が必要です。たくさんのフォントが混じったバナーは統一性がなく非常に見づらくなります。フォントの種類は1~2個、多くても3個までに抑えるようにしましょう。
 
また、「目立つ」「面白い」フォントは一瞬目に留まるかもしれませんが、何を伝えたいのかがわからなければ意味はありません。特殊なフォントを使用する場合は、その文字をぱっと見で認識することができるか、誤認しないかなどを意識して選択することで注目度を高める効果的なバナーとなります。

 

④コントラストをつける

 

「見やすさ」という点において最も重要な要素といえるコントラスト。背景色と文字色のコントラストが強ければ強いほど見やすさが向上します。はじめの印象で見づらいと思われてしまっては視認性が低く、キャンペーンの情報を伝えることができないため、メリハリをつけることを意識して作成しましょう。
 
 

作成の際の注意点

 
キャンペーンバナーを作成する際、注意しないとユーザーに分かりづらいバナーが完成してしまう場合があります。キャンペーンによくある例でご紹介します。

 

①スマートフォンで見る想定をしていない

 

バナーは基本的にパソコンで作成する場合が多く、作成したものをユーザー目線同様にスマートフォンで見ると「思ったよりも文字が小さい‥」というケースが発生する可能性があります。構成の段階でスマートフォンを考慮したデザインとすることはもちろん、仕上がったバナーのスマートフォンでの確認作業を必ず行いましょう。

 

 
大切なことはユーザー目線で作成することです。ここでいうユーザー目線は「どんな媒体でキャンペーン告知を見るか」となります。
 

②遷移先がわかるデザイン訴求を入れる

 

近年バナーは様々な場所に掲載されていて、ユーザーもバナー=クリックできるものと認識しています。しかし、シンプルすぎるデザインであればただのイメージ画像と思われてしまったり、ターゲットの年齢層が高い場合はバナーと認識してもらえないこともあります。
 
キャンペーンバナーの目的は集客です。つまり集客後のアクションがなければ応募者数も伸びず、せっかく興味を持ったユーザーも離れていってしまいます。複数のコース・景品を用意している場合は「その他コース景品はこちら」、クイズ形式のキャンペーンを実施する場合は「ヒントを見る」など、続きが気になる文言を差し込み、クリックできることを明確にして遷移を促しましょう。

 

③キャンペーンページがある場合はデザインを統一する

 

バナーの遷移先であるキャンペーンページがある場合は、そのページとデザインを統一するようにしましょう。バナーをクリックした後、開いたページとの印象が異なる場合、ユーザーは誤クリックしたと勘違いし離脱してしまうので注意が必要です。

 

 

 
キャンペーンバナーを作成する際のポイントや注意点を記載しましたが、いかがでしたでしょうか?キャンペーン全体の設計だけでなく、消費者からの注目度が高いバナーにおいてもターゲット設定や優先順位など考慮するべき点がたくさんあることをお分かりいただけたかと思います。
 
 

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