【保存版】SNSキャンペーンの基礎がまるわかり!参考にしたい事例9選

 
この記事では、SNSキャンペーンについてメリットや注意点を交えながらご説明いたします。
SNSキャンペーンに関する基礎知識を得たい方は是非ご覧ください。
 
 

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1.SNSキャンペーンとは?

 
キャンペーンとは企業が行うマーケティング施策の一つで、何らかのアクションを起こしたユーザーに対して「抽選もしくはもれなく景品・特典の提供」や「値引きなどの優遇」を行う施策です。SNSキャンペーンとは、そのキャンペーンをX(旧Twitter)やInstagram、LINE、TikTokなどのSNSを活用して行うことを言います。
 
ユーザーは決められたハッシュタグを付けて商品の写真を投稿したり、キャンペーン対象の投稿に「いいね」やシェアすることで、SNSキャンペーンへ応募できます。SNSキャンペーンでは、ユーザーが応募に至るまでのアクションを通じて、新規ユーザーの獲得、購買促進、認知拡大などの効果が期待できます。
 

2.SNSキャンペーンのメリット

 
フォロワーの獲得や認知拡大のためにSNSマーケティングを実施する企業が増えてきております。そのなかでも、SNSキャンペーンを実施するメリットをご紹介いたします。
 
新規顧客を獲得しやすい
 
SNSを活用したマーケティング施策では、フォロワー数が多いほど拡散力が高くなります。特にSNSキャンペーンはフォロワー獲得に有効な施策です。
                     

SNSキャンペーンはフォローや友だち追加を応募条件にすることが多いです。そのため、応募特典で景品を用意するキャンペーンでは、フォローするメリットをわかりやすく提示できます。ユーザーとしても「情報がもらえる」よりも「抽選で○○がもらえる」の方が、より直接的にメリットを感じられるためフォロワー獲得につながりやすいです。

 

また、SNSキャンペーンはユーザーが普段から使用しているプラットフォーム上で行うかつ、基本応募時点での会員登録や個人情報の入力がないため気軽に参加でき応募も集まりやすいでしょう。

 
拡散力が高く認知拡大につなげやすい
 
SNSは利用者がぐんぐん増加しており、多くのユーザーが日常的に使用しております。そのため、広範囲にわたり情報を伝えることが可能です。
 
また、SNSには「シェア」や「ハッシュタグ投稿」「リポスト(リツイート)」のような拡散力の高い機能があるため、応募条件として設定することで認知を広げやすいのが特徴です。
 
応募者とのコミュニケーションがとりやすく、継続的に情報を届けることができる
 
先述した通りSNSキャンペーンはフォローや友だち追加を条件にすることが多いため、キャンペーン参加者がフォロワーという形でSNS上にどんどん蓄積されていきます。そのため、一度キャンペーンに応募したユーザーに対しSNSの投稿で情報を継続的に届けられる点がメリットです。
 
また、クーポンの用意やマストバイキャンペーンの案内など製品やサービスの利用機会を増やす内容の投稿を届けることで、次のアクションにもつなげやすいでしょう。
 

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3.SNSキャンペーン実施時の3つの注意点

 
キャンペーンを実施する際、事前に確認しておくべき注意点をご紹介いたします。
 
①景品表示法違反
 
景品表示法とは「不当景品類及び不当表示防止法」の略称で、商品やサービスについて不当な表示や過大な景品による顧客の誘引を防止し、消費者の利益を保護するための法律です。
過大な景品類の提供を防ぐために、景品類の最高額を制限することなどにより、 消費者がより良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。
 
キャンペーンの中で景品表示法に違反すると、キャンペーンの停止や課徴金の請求などの罰則が与えられることがございます。
SNSキャンペーンで景品を提供する場合は、事前に専門家や自社の法務部などに相談しておくと安心です。

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②SNSの規約違反
 
各SNSプラットフォームにはキャンペーンに関する規約が定められています。例えばInstagramでは「いいね」などを獲得するために金銭や金券などのプレゼントを与えることが禁止されていたり、X(旧Twitter)では「複数アカウントを作成させない」「繰り返し同じツイートをさせない」といった規約がございます。
 
違反した場合、コンテンツ削除やアカウント停止等の制限を受ける場合もあるため、SNSキャンペーンを実施する際は必ず各SNSの規約を確認して違反しないように注意しましょう。
③キャンペーンの炎上
 
メリットでも述べた通り、SNSは拡散力が高く幅広いユーザーの目に触れるため、不適切な発言や投稿をすると炎上するリスクがあります。企業公式アカウントのキャンペーン投稿においても注意が必要です。
 
公式アカウントによる情報発信(投稿)のため、キャンペーン投稿であってもユーザーは「企業の意見」としてとらえます。SNSでの炎上によって、アカウントの運営や経営が傾いた事例があるほど大きな影響を及ぼすため、企画段階で炎上リスクを確認することが大切です。
 

4.SNSキャンペーン実施の5つのSTEP

 
ここまでメリット・注意点をご紹介しましたが、実際キャンペーンを実施する場合にはどのような作業があるのでしょうか。5つのSTEPに分けて手順をご紹介いたします。
 

 
①目的・ターゲットの整理
 
まず「何のためにキャンペーンを実施するのか?」目的とターゲットを明確化します。ポイントは、「最も重要な目的は何か」まで具体的に整理しておくことです。キャンペーンは、目的やターゲットによって最適なキャンペーン手法が大きく異なります。
 
例えばひとえに「認知拡大」といっても「若年層に新商品を知ってほしい」と「主婦層に商品のアレンジ方法を知ってほしい」場合では実施すべきキャンペーン手法は異なります。
適切な手法を選択し、キャンペーンの効果を最大化するためにも目的やターゲットを具体化しましょう。
②キャンペーンの企画
 
目的・ターゲットを定めたらキャンペーンの内容を企画していきます。検討するべき内容は下記のようなものがございます。
 
・キャンペーン期間
・応募条件
・景品の内容
・タイトル、投稿内容
・告知方法
・運用体制、進行スケジュール
 
他にも、各種デザインや応募規約の作成、問い合わせ対応の準備なども必要です。運用をスムーズに行うためには、キャンペーン専用ツールの利用や専門会社への外注も検討することをおすすめします。

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③目標を設定する
 
キャンペーン終了後の振り返りで企画の成否を判断するため、具体的な目標数値を設定しておきましょう。SNSキャンペーンを実施する際に指標となるのは、主にインプレッション数(投稿の表示回数)、リーチ数(投稿を見たユーザーの数)、エンゲージメント数(ユーザーが「いいね」などで反応した数)、エンゲージメント率(ユーザーの反応率)などです。
 
過去の数値を参考にしたり、初めてSNSキャンペーンを実施する場合は、競合他社のアカウントからフォロワー数やいいね数を参考にして数値を決定するといいでしょう。
④企画の整理と見直し
 
決定した企画内容が当初の目的とずれていたという失敗はよくあります。
そのため最後に企画全体を振り返り、下記のような項目がおさえられているか確認することが重要です。
 
・最初に決定した目的と企画にずれはないか
・具体的なキャンペーン目標が設定され、その効果測定まで検討されているか
・決定した景品は景表法上問題のない金額になっているか
・具体的な告知方法まで検討できているか など
⑤効果検証
 
キャンペーンは企画ごとに振り返り、PDCAを回すことが重要です。キャンペーン期間中は、事前に設定したKPIをもとに数値を計測し、キャンペーンが終了したら、設定した目標を達成できたかどうかを軸に効果検証を行いましょう。
 
キャンペーン全体をきちんと振り返り、次回キャンペーンでの改善ポイントや今後のアカウント運用に活かせる気づきを得られるよう分析することがポイントです。
 
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5.参考にしたいSNSキャンペーン事例

 
ここまででSNSキャンペーンについてメリット・注意点・手順について解説いたしました。では、実際にどのようなSNSキャンペーンが実施されているのでしょうか?
SNS別で特徴とともに事例をご紹介いたします。
X(旧Twitter)キャンペーン
 
X(旧Twitter)はテキストがメインのSNSで、情報の「拡散性」と「リアルタイム性」に優れているのが特徴です。現在日本国内で4,500万人(※2023年10月現在)のアクティブユーザーが存在しており、リポスト(旧リツイート)やハッシュタグ等の機能によりユーザーからユーザーへと数珠つなぎで情報が届けられます。
 
また、情報が蓄積していくというよりは、新しい情報がリアルタイムでどんどん流れるSNSです。X社の調査では、ユーザーが日常のあらゆる情報発信・情報収集をX(旧Twitter)で行い、更にはそこでの情報をきっかけに購買に起こすような行動パターンがあるという結果が出ております。
 
X(旧Twitter)は「拡散性」に優れているかつ、リアルタイムな情報を得られることからユーザーの購買意欲を刺激しやすいSNSといえるでしょう。    
 
※参考:Twitter Japan「Twitterでわかる現代の消費行動パターン」    

 

 

■事例①#きのこの山と過ごす夏ハッシュタグ投稿キャンペーン

 

 
明治が実施した後日抽選型のハッシュタグキャンペーンで、「この夏やりたいこと」をテーマに、指定のハッシュタグをつけて投稿することで応募が可能な企画です。
 
また、画像を投稿することで当選確率が2倍になる仕組みとなっております。画像投稿は少しハードルが高いですが、画像付き投稿は目に留まりやすくUGCの質としても高いため、自然に画像投稿を促す工夫を施すのは秀逸ですよね。                

 

 

■事例②献立いろいろみそに愛を伝えて!キャンペーン

 

 
イチビキが実施したフォロー&いいねキャンペーンです。いいねキャンペーンはX(旧Twitter)キャンペーンの中で最も応募ハードルは低いですが、拡散性が低いというデメリットがあります。
しかし、こちらは「愛を伝えて」キャンペーンという名目で、イチビキさんの商品である、献立いろいろみそへの愛を書いて引用(引用リツイート)することで当選確率があがるような企画にしています。
 
手軽に参加できフォロワー獲得に有効ではありますが、この手法の特徴である拡散性の低さをカバーするために、リポスト(リツイート)で当選確率を変動させるような工夫は有効です。
 

 

■事例③#梅雨も夏も乗り切るユニクロ時短服 Twitterキャンペーン

 

 
ユニクロが実施したインスタントウィンキャンペーンです。フォロー&リポスト(リツイート)のみと手軽かつ、人気の景品である1万円分のギフトカードが用意されているため、かなりの応募が集まると予想されます。
 
また、自社商品を使ったタイムパフォーマンスのいいアイテムの提案をしております。応募数分のリポスト(リツイート)で投稿が拡散され、商品の認知拡大に大きく効果がありそうです。                

 
 

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Instagramキャンペーン
 
Instagramは、写真や動画を共有する「ビジュアルコミュニケーション」がメインのSNSです。そのため他のSNSに比べて品質の高い画像やレベルの高い投稿が集まりやすく、画像でのブランディングやイメージ訴求に向いているSNSです。
 
また、総務省の調査データ(※1)によると10~20代のInstagram利用率は70%を越えており、他の世代と比較して20%ほど高いです。そしてMeta社の調査(※2)では10~20代の総利用時間は月間で1億時間を超えていることがわかっています。このように若年層がメインユーザーであることも特徴です。
 
参考
※1:総務省情報通信政策研究所 「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
※2:#IGDAYTOKYO2019「日本でInstagramが愛される理由」    

 

 

■事例①ピエトロおじさんの夏休み大喜利チャレンジ

 

 

 

 
 
 
 
 
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ピエトロオフィシャル(@pietro_19801209)がシェアした投稿

 
ピエトロが実施したコメントキャンペーンです。大喜利企画で、製品のキャラクターのお題画像に対する大喜利大会をコメント欄で実施しています。このような製品に関する大喜利企画では、ユーザーに製品や企業のことを考えさせるきっかけ作りになります。
 
また、コメントで優れた答えを出すために他の投稿を見てみたり、商品を調べてみたりと、キャンペーン参加をきっかけに商品理解や認知に繋がっていきます。
 

 

■事例②”サステナブルな食生活”ビオライフで応援キャンペーン!

 

 

 

 
 
 
 
 
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Violife(ビオライフ)日本公式【料理・献立・レシピ】(@violife_jp)がシェアした投稿

 
J-オイルミルズが実施したフォロー&いいねキャンペーンです。いいねキャンペーンはInstagramで最も応募ハードルの低い手法かつ、応募したことが他のユーザーに知られづらいことから応募が集まりやすい点がメリットです。
 
こちらのキャンペーンではいいねに加えて「コメントで当選率UP」として、コメント内容も選択肢で提示し、気軽にコメントも残してもらえるような工夫をしております。。コメント欄が盛り上がっていると投稿の質が高く見え、アカウント自体のイメージアップにもつながるため有効です。
 

 

■事例③丸美屋麻婆フォトコンテスト 第1弾

 

 

 

 
 
 
 
 
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丸美屋食品【公式】(@marumiya_jp)がシェアした投稿

 
丸美屋食品工業が実施したフォトコンテストです。商品を使った「休日ランチ」をテーマにした料理と商品パッケージを撮影し、指定のハッシュタグと一緒に投稿する企画です。Instagramは画像メインのSNSのため、他のSNSよりも品質の高い画像投稿がされやすい特徴があります。
 
そのため、レシピ投稿を促すことで商品を使ったおいしそうな画像が投稿されイメージアップに期待できます。
いいねやコメントのみの企画に比べるとユーザーの参加ハードルは上がりますが、キャンペーン投稿によって画像付きでUGCがうまれるため、企業にとってはメリットが大きい企画ですね。
 
 

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LINEキャンペーン
 
LINEはメールの代替として浸透したクローズドなメッセージングツールです。LINE社(※)の調査によると国内のアクティブユーザーは9,500万人以上(※2023年3月末時点)で日本の人口の約7割を占めており、SNSの中でLINEのみ使用しているユーザーは40%以上存在しております。
 
またユーザーの属性に偏りがないのも特徴です。男女比・年代・職業別でのばらつきがほとんどなく、移住地も人口分布比率におおむね近しい数値となっております。
 
※参考:LINEヤフー株式会社「LINE Business Guide」
 

 

■事例①明治メイバランス Miniカップ発酵乳仕込みシリーズ発売記念! 12日間お試しキャンペーン

 

 

 
明治が実施したインスタントウィンキャンペーンです。友だち追加後に表示されるメニュー、またはメッセージから応募するだけで、すぐに抽選結果が表示される企画です。応募ハードルが低く「友だち登録するだけで何かもらえるなら」と気軽な気持ちで応募する方も多いと思います。
 
このような応募ハードルの低い企画で自社商品を景品におくことで、普段から購入いただいているファン以外の、普段商品を使っていない方の初めて商品を手に取るきっかけを生み出すことが出来ます。手法と景品の組み合わせ次第で、様々な効果が期待できますね。
 

 

■事例②ヨシ子の超!夏祭り
 

 
DHCが実施したアンケート回答キャンペーンです。アンケートには前月の商品購入状況や購入しない理由、LINE公式アカウントで受け取りたい情報など、運用に役立つ内容を4項目でまとめています。ツールによってはアンケート情報をお客様情報と紐づけて、今後の配信に役立てることもできるので、CRMの一環として実施するのも有効でしょう。
 
 

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■事例③丸美屋麻婆フォトコンテスト 第1弾
 

 
かどや製油が実施したレシートアップロードキャンペーンです。購入レシートをLINE上で贈ることで応募が可能で、当選通知もLINEで届くLINE内で完結しているキャンペーンです。応募期間が7月末までのキャンペーンで、当選通知が8月下旬以降のため、その間ブロックされることなく情報を届けることが出来ます
 
 

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SNSキャンペーンのメリットや注意点、事例などをご紹介しましたが、SNSキャンペーンの概要や企画のポイントはお分かりいただけましたでしょうか?手順でもご説明した通り、SNSキャンペーンは目的・ターゲットにあった手法を選ぶことが大切です。また、法律やSNSの規約に違反しないよう注意しながら企画を進めることも大前提となります。
 
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