X(旧Twitter)キャンペーン成功事例14選|認知拡大・ファン化に効果的な企画のポイント解説

  

Xは、リポストによる拡散力の高さと、ハッシュタグ・画像投稿によるUGC創出力が強みのSNSです。本記事では、目的別に14の成功事例をピックアップして企画のポイントを解説しております。あわせて、フォロー&リポスト、ハッシュタグ、カンバセーション、コメント、レシート応募、インスタントウィンなど主要手法の特徴を事例を交えてご紹介しております。次のキャンペーン設計のヒントとしてぜひご覧ください。
 
このような方におすすめ
・Xキャンペーンの成功事例をまとめて把握し、自社の施策に活かしたい方
・認知拡大 / フォロワー増加 / UGC創出 / 購買・来店の目的別に、適した手法を知りたい方
・Xキャンペーンの手法ごとのメリット / デメリットを知りたい方
 
▶ 今すぐ14個の事例を見たい方はこちら

 

 

\ 情報拡散だけじゃない!Xキャンペーン手法を目的・メリット別で解説! /
 

 

 

 

X(旧Twitter)キャンペーンとは

 
Xキャンペーンとは、その名の通りXで実施されるプレゼントキャンペーンのことで、フォロー・リポスト・画像投稿などのアクションを行ったユーザーに対して景品を提供します。ユーザーはXで気軽に参加することができ、ハガキやWebに比べて手間なく応募することができるため、参加ハードルが低く応募数を伸ばしたい際に最適です。
 
また、弊社が実施した「キャンペーンに関する消費者意識と実態調査」より、消費者にSNSアカウントのフォロー経験の有無を尋ねたところ、下記のような結果が出ました。
 

 
XはLINEに次いで公式アカウントをフォローしたことがあるユーザー数が多く、男女問わず10〜40代において約半数の方がXの企業公式アカウントをフォローした経験があるということが分かりました。
 
このような国内でも利用者が多いXでキャンペーンを実施し、Xがもつ拡散力を活用することで、ブランドや商品の認知拡大につなげることができ、キャンペーンを通して得たフォロワーに対して継続的な情報提供が可能となります。
 

X(旧Twitter)でキャンペーンを実施するメリット

 
では、Xでキャンペーンを実施するメリットは具体的にどのようなものがあるでしょうか?主に下記3つが挙げられます。
 

 
 
情報拡散によるサービス・商品の認知拡大
 
前述したようにXは投稿内容が短時間で広がる拡散性の高いSNSです。そのため、「フォロー&リポストで応募」のようなシンプルな参加条件のキャンペーンを設計すれば、参加者の行動がそのまま情報拡散につながり、効率的にサービスや商品の認知を広げることが可能です。
 
また、投稿が拡散される過程で新たなユーザーの目に触れる機会が増えるため、広告費を抑えながら自然な形でブランド露出を高められる点も大きなメリットといえます。
 
さらに、Xは他のSNSと比べてリアルタイムでの反応が得やすく、ユーザーのコメントや引用リポストを通じて消費者の“生の声”を把握できるのも特徴です。投稿が話題化し「トレンド入り」するなど、キャンペーンが一気に拡散するケースも少なくありません。
 
X公式アカウントのフォロワー増加
 
すべてのSNSに共通するメリットの一つがフォロワーの獲得・増加です。キャンペーンの応募条件として、「公式アカウントのフォロー」や「友だち追加」を設定することでフォロワーを増やすことができます。
 
弊社の「キャンペーンに関する消費者意識と実態調査」によると、公式アカウントをフォローしたきっかけとして最も多かったのが「プレゼントキャンペーンを実施していたから」という回答でした。なかでもXは他のSNSに比べてキャンペーン経由でのフォロー率が高い傾向があり、フォロワー獲得の効果が大きい媒体といえます。
 

 
キャンペーン実施後は、獲得したフォロワーに対して継続的に投稿を行い、商品情報や活用シーンを発信することで、フォロー離脱を防ぎながら中長期的なファン化を促進していくことが重要です。
 
画像投稿による利用シーン訴求・UGC獲得
 
Xキャンペーンでは、「写真投稿」「指定ハッシュタグ投稿」など、ユーザー自身に画像を投稿してもらう形式も人気です。このようなキャンペーンを通じて、実際に商品を使用している様子やリアルな感想が投稿されることで、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を自然に増やすことができます。
 
企業側はこれらの投稿をリポストしたり、キャンペーン後の二次利用(※投稿者の許諾を得たうえで)に活用することで、信頼感のある口コミ訴求や利用シーンの可視化が可能になります。
 
このような目的に合わせて実際に実施されたキャンペーン事例はこちらで紹介しております。
 

X(旧Twitter)キャンペーンの手法

 
ここまでXキャンペーンの概要とメリットを解説してきましたが、Xで実施できるキャンペーン手法にはどのようなものがあるでしょうか?主に下記のようなキャンペーンが主流となっております。
 

 
基本的にはどの手法であっても、フォローを応募の必須条件とする場合が多いため、キャンペーンを実施することでフォロワー増加につながります。手法ごとに期待される効果が異なるため、キャンペーンの目的に合わせて手法を選択しましょう。上記の中から抽出して4手法の特徴とメリット、デメリットを紹介します。
 
フォロー&(引用)リポストキャンペーン
 
Xで公式アカウントをフォローの上、指定の投稿を(引用)リポストして応募するキャンペーンです。後日当選者にDMにて当選連絡が届く「後日抽選」と、リプライまたはDMにて結果がその場で届く「インスタントウィン」に分けられます。
 

※応募フローはイメージです。使用するツールによって多少変動いたしますのでご了承ください。
 
◎メリット
・リポストによって情報が拡散されやすい
・手軽に応募が可能なため、応募ハードルが低く応募が伸びやすい
・比較的安価で実施できる
 
△デメリット
・懸賞アカウントが増えやすい
・アルゴリズムの点数が低くエンゲージメントの最大化が難しい
 
フォロー&ハッシュタグキャンペーン
 
Xで公式アカウントをフォローの上、指定のハッシュタグをつけて投稿するキャンペーンです。フォロー&リポストキャンペーンと同様に、「後日抽選」「インスタントウィン」があり、応募フローも同じようなイメージで実施できます。
 
◎メリット
・ユーザーからの商品へのポジティブな反応や口コミを増やすことができる
・クイズ企画などが可能で商品理解に繋げることができる
・後日抽選の場合、ハッシュタグに加え画像投稿を応募条件とすることで、イメージ訴求につながる
 
△デメリット
・リポストほど手軽さや拡散性がないため離脱が高まる可能性がある
・後日抽選で画像投稿を応募条件とする場合、撮影の手間や抽選時の検閲作業が発生する
・インスタントウィンで実施したい場合、画像投稿施策は実施できない
 
フォロー&カンバセーション投稿キャンペーン
 
Xで公式アカウントをフォロー後、対象投稿の選択肢ボタンをタップすると、自動で設定されたテキストが挿入された投稿画面が立ち上がり、そのまま投稿することで応募が完了します。
 

※応募フローはイメージです。使用するツールによって多少変動いたしますのでご了承ください。
 
◎メリット
・クイズ企画や総選挙形式のキャンペーンが実施できるため商品理解につなげられる
・自動文言生成のためハッシュタグキャンペーンよりも応募ハードルが低い
・キャンペーンの投稿本文に「#」が含まれないため、広告運用が可能
 
△デメリット
・実施においてAPIツールやWebツールの使用が必須となる
・Xのアプリ内で完結させる場合4つまでしかボタンを設定できない
 ※Web遷移型であれば上限なしで実施可能
 
フォロー&コメント(リプライ)キャンペーン
 
Xで公式アカウントをフォローの上、指定のお題に関する内容を、対象投稿のコメント欄にリプライすると応募が完了します。フォロー&リポストキャンペーンとハッシュタグキャンペーンと同様のフローで応募ができます。
 
◎メリット
・ユーザーの発話を促すことができる
・アルゴリズムの点数が高く、エンゲージメントを高めることができる
 
△デメリット
・アルゴリズム上おすすめには載りやすいが直接的な拡散力がない
 

Xのアルゴリズムについて

Xの全データから1,500件のポストを抽出し、その中からエンゲージメントなどの要素によりスコアリングされ優先順位がつけられます。最終的にミュートやブロックなどのネガティブなフィードバックが多い投稿を除外するなど調整され、タイムラインに表示されるという仕組みです。

スコア例

・自分のポストに「いいね」される:+0.5
・自分のポストに「リプライ」される:+13.5
・自分のポストのリプライに対して「リプライ」する:+75
・自分のポストに「ネガティブフィードバック(ミュート / ブロックなど)」される:-74
・自分のポストを「報告」される:-369

目的別キャンペーン事例14選

 
では過去に実施されたキャンペーンを弊社のキャンペーンデータベース「CAM-SAKU」より抽出して目的別に14事例ご紹介します。
 
【認知拡大・話題喚起】
主な手法:フォロー&リポスト、引用ポストなど
新商品の発売時や季節プロモーションに効果的。拡散性を生かして短期間で話題化。
 
有楽製菓|新商品発売に合わせたフォロー&リポストキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト
景品情報 モンブランのサンダー2箱 計40本入り:20名
 
秋の新商品発売にあわせて8月末に実施され、フォロー&リポストのみで参加できる手軽な応募設計により、多くの応募が見込めます。リポストされた投稿はタイムライン上で拡散され、商品のビジュアルや特徴が自然にユーザーの目に触れる仕組みになっています。
 
新商品の発売を告知するタイミングで実施することで、投稿を通じて「発売されたばかりの商品」として話題化を促進することができます。ブランド公式アカウントへの流入増加や、発売初期の注目度向上にも効果的です。
 
花王|大量当選キャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト
景品情報 ニベア2WAY美容洗顔サンプル2回分:1,000名
 
夏の肌悩みに合わせた商品を訴求するフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。抽選で1,000名にサンプルをプレゼントする“大量当選型”とすることで、「当たるかも」という期待感から参加ハードルを下げ、幅広い層へのリーチを実現しています。
 
また、サンプル配布によって商品を実際に試してもらうことで、モニター体験を通じた商品理解の深化や、購買への後押しも図ることができます。さらに、引用リポストによる「夏の毛穴悩み」共有を促す設計としたことで、ユーザー同士の共感や会話が生まれ、口コミ拡散にもつながりました。このように、大量当選による参加促進とUGCを活用した話題化の両軸で、ブランド認知と購買意欲の向上を実現したキャンペーンです。
 
カルビー|斬新な景品選定で話題化につながるキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&引用リポスト
景品情報 オリジナルちゃんちゃんこ:280名
 
カルビーは商品発売60周年を記念し、フォロー&引用リポストで参加できるハッシュタグキャンペーンを実施しました。景品には“還暦”にちなんだオリジナルの赤いちゃんちゃんこを用意しております。このようなユニークな景品選定がSNS上でシェアされやすく話題化につながります。
 
当選者には即時でDMが届く仕組みを採用し、参加者の期待感を高めるとともに、リアルタイムでの盛り上がりを創出しています。周年記念というタイミングに合わせた遊び心ある施策として、ブランドらしさを効果的に打ち出しました。
 
ライオン|人気アニメとのコラボで話題化につなげたキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト(&引用リポスト)
景品情報 ▼フォロー&リポスト
描き下ろしQUOカード(1,000円分)&NONIOセット:90名

▼引用リポスト
描き下ろしハミガキ&ハブラシスタンド:10名

 
オーラルケアブランド「NONIO」と人気アニメがコラボしたこちらのキャンペーンは、フォロー&リポストまたは引用リポストで参加できます。景品には、コラボ限定の描き下ろしQUOカードやハブラシスタンド&ハブラシのセットなど、キャンペーンでしか手に入らないオリジナルグッズを用意し、ファン層からの注目を集めやすい設計となっています。
 
ハブラシスタンドやハブラシは、自社商品の歯磨き粉と一緒に飾れるデザインで、ブランドとの親和性も高い構成になっております。投稿にはアニメ映像を使用した動画コンテンツを取り入れ、投稿の滞在時間や視認性を高める工夫も行われました。人気コンテンツとのコラボを通じて、商品の魅力訴求とブランド認知の拡大を両立した事例です。
 
関連記事|IPコラボで差をつける!キャンペーン注目事例10選&成功のポイントと注意点を徹底解説
 
【フォロワー獲得】
主な手法:フォロー&リポスト、インスタントウィンなど
短期間でのフォロワー増加に向く。特にインスタントウィンでの即時体験が効果的。
 
東ハト|フォロー&リポスト+即時抽選キャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト
景品情報 8種のお菓子:88名
 
「ポテコ・なげわの日(8月8日)」にあわせて、フォロー&リポストで参加できるインスタントウィンキャンペーンを実施しました。応募者はリポスト後すぐに結果が分かる“その場で当たる”形式で、気軽に参加しやすい設計となっています。
 
景品には、「8月8日」にちなみ8種類のお菓子をセットにして88名へプレゼント。毎日応募が可能なため、継続的な投稿拡散やアカウントへの接触機会の増加にもつながります。ブランドの記念日を活用しながら、フォロワー増加とエンゲージメント強化を両立したキャンペーンとなっております。
 
ピックルスコーポレーション×酔鯨酒造|2社合同キャンペーン
 

 
応募条件 Wフォロー&いいね or リポスト
景品情報 ススムうま辛胡瓜&特別純米酒 or ススムカクテキ&リキュールかじゅ 文旦:5名
 
キムチのおつまみブランド「ススム」と日本酒ブランド「酔鯨」がコラボしたWフォローキャンペーンです。両社のアカウントで異なるペアリング(商品セット)の投稿を行い、それぞれの投稿で「いいね」と「リポスト」によって好みのペアを競わせる構成となっています。
 
お酒とおつまみという“相性の良い商材”同士のコラボにより、異業種でありながらも共通するターゲット層に商品を訴求することができます。双方のフォロワー層に新たな接点を生み出し、相互のブランド認知拡大とフォロワー増加につなげることができます。さらに、各投稿内で相手ブランドのキャンペーンを紹介することで、両社のフォロワーが自然に行き来できる導線を構築し、送客効果を高めています。
 
関連記事|企業コラボキャンペーンの成功事例14選|認知度向上・新規獲得施策とは?
 
第一三共ヘルスケア|フォロワー数アップで当選者数が増えるキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト
景品情報 第一三共ヘルスケアのセルフケアセット:
フォロワー4万人で10名 / フォロワー4.5万人で20名 / フォロワー5万人で100名
 
フォロワー数の増加に応じて当選者数が増えるという仕組みを採用したキャンペーンです。フォロワーが増えるほど当選のチャンスが広がるため、ユーザーのシェア意欲を高める設計となっています。
 
「フォロワー4万人で10名、4.5万人で20名、5万人で100名」と段階的に当選枠が拡大していく構成により、参加者の期待感を高めながらキャンペーンの拡散を促進。フォロワー同士の連帯感が生まれ、自然な形でリポストやシェアを広げることができます。自発的な参加を促すことで、フォロワー獲得とブランドの認知拡大を同時に実現した事例です。
 
【ファン化・UGC創出】
主な手法:写真投稿、エピソード投稿、ハッシュタグ投稿など
既存ファンとのエンゲージメント強化、UGCの蓄積による信頼訴求。
 
江崎グリコ|ファン参加型の投稿キャンペーンでUGCを創出
 

 
応募条件 フォロー&ハッシュタグ&画像投稿
景品情報 【アーティスト賞(各1名・計3名)】
・公式プレイリストのジャケット写真に採用
・直筆サイン入りポッキー1箱
・応募写真・コメントを公式SNS等で紹介
 
【#ラブなポッキー賞(各アーティスト2名・計6名)】
・直筆サイン入りポッキー1箱
・応募写真・コメントを公式SNS等で紹介
 
人気アーティスト3組とコラボしたハッシュタグキャンペーンです。参加者は、各アーティストのプレイリスト(全20曲)を聴いて、プレイリストの世界観に合う“ジャケット写真”を撮影し、XまたはInstagramに投稿することで応募ができます。投稿作品の中から選ばれた優秀作品は、Spotify上で実際に公式プレイリストのジャケットに採用されるという、ファンにとって非常に魅力的な参加設計となっています。
 
音楽とお菓子という異なるジャンルを掛け合わせ、ポッキーのブランドメッセージ「#ラブなポッキー」を体現しています。ファンの創造性を引き出すUGC施策として、SNS上で自然な投稿拡散とブランド好意度の醸成を両立した施策となっております。
 
ミスタードーナツ|体験談・思い出投稿を促すエピソードキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&エピソード投稿
景品情報 【特選入賞】ワンカットアニメーション化&ミスタードーナツカード500円分:1名
【入選】思い出を公式サイトで公開&ミスタードーナツカード500円分:54名
ミスタードーナツカード500円分:500名
 
創業55周年を記念して実施された、ブランドとの思い出エピソードを募集するUGCキャンペーンです。ユーザーが「ミスタードーナツにまつわる体験談」や「家族・友人との思い出」を投稿することで参加できる、気軽な設計となっています。
 
特選入賞作品はワンカットアニメーションとして制作・公開され、投稿者の思い出が実際に“形になる”体験を提供しました。入選作品も公式サイトで紹介されるなど、参加者にとって嬉しいフィードバック構造が特徴です。ブランドの歴史を振り返りながら、ファンとのエモーショナルなつながりを強化したキャンペーンです。消費者の思い出を可視化し、ブランド愛着の醸成とSNS上での自然な拡散を両立した施策です。
 
関連記事|【2025年最新】周年記念キャンペーン事例15選|実施の注意点と成功のポイントを大公開

 
創味食品|親子の料理体験を通じて温かみあるUGCを育むキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&ハッシュタグ&画像投稿
景品情報 【最優秀賞】20万円&雑誌に写真掲載:5組(親子各10万円)
【優秀賞】おもちゃ券1万円分:10組
【佳作】創味のギフトセット:20組
 
親子で料理を楽しむ様子をテーマに実施された画像投稿キャンペーンです。最優秀賞には親子それぞれに10万円(計20万円)を贈呈するなど、家族での参加意欲を高める景品設計が特徴です。
 
応募ハードルの高い「料理写真投稿」型でありながら、キャンペーンLP内では“3歳からできるおすすめレシピ”を掲載し、家庭内での参加を促進しています。投稿を通じて「親子で楽しむ料理時間」というブランドの世界観を自然に体現できる構成となっています。さらに、投稿された写真の中から最優秀賞に選ばれた方は雑誌に掲載されるなど、リアルな親子の姿を通して温かみのあるブランドイメージを訴求することができます。
 
丸永製菓|ユーザーの声を活かしたブランド共創型キャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&カンバセーション投稿
景品情報 あいすまんじゅう秋冬新商品詰め合わせセット:50名
選べるデジタルインセンティブ200円分:1,000名
 
「フレーバー総選挙」をテーマに、ユーザーの投稿を通じて意見を収集する総選挙キャンペーンです。フォロー&投稿で参加でき、SNS上で人気フレーバーを知ることができる仕組みとなっており、最も得票数の多いフレーバーは新商品として発売されます。
 
これにより、ブランド側はファンの嗜好や熱量を直接把握でき、商品開発やマーケティング施策への活用も可能です。また、投稿を起点としてファンを巻き込むことにより、双方向のコミュニケーションが促進され、ブランドへの愛着醸成と認知拡大の両立が期待できます。さらに、デジタルインセンティブの当選者数を1,000名に設定することで、参加者の期待感を高め、応募者数の向上にもつなげる設計となっています。
 
【購買・来店促進】
主な手法:レシート投稿、ハッシュタグ投稿など
X上での拡散だけでなく、購買行動への誘導を狙う設計。
 
江崎グリコ|レシート投稿キャンペーンで購買促進
 

 
応募条件 フォロー&投稿(&レシート)
景品情報 Spotify「朝トレに向けて奮い立つプレイリスト」:全員
Amazonギフトカード 1万円分:20名
 
対象の投稿画像をタップして応募することで、全員にSpotify「朝トレに向けて奮い立つプレイリスト」がプレゼントされる施策と、対象商品を購入したレシートをDMで送付して応募する施策の2種類を同時に実施していました。
 
レシート応募キャンペーンは、購入行動を直接的に促進する施策となっており、売上向上への貢献が期待できます。レシートを通じて得られる購買データは、今後のマーケティング施策やターゲティングに活用できるため、販促効果とデータ活用の両立が可能です。

全員に景品がもらえるキャンペーンと組み合わせることで、参加者のエンゲージメントを高めつつ、ブランドの販促とデータ活用の両方を同時に実現する設計となっています。
 
関連記事|【2025年最新】レシート応募キャンペーンのメリット・種類・事例を徹底解説

 
ドラッグセイムス|店頭引き換えクーポンがもらえるキャンペーン
 

 
応募条件 フォロー&リポスト
景品情報 店頭無料引き換えクーポン:300名
 
抽選で店頭無料引き換えクーポンが300名に当たるキャンペーンで、クーポンはその場で当選結果がわかるため、参加者にとって手軽で魅力的な施策となっています。特に夏の時期に嬉しいサポートアイテムの引き換え券を景品とすることで、実際に店舗に足を運んでもらいやすい設計となっています。また、1週間毎日応募できるため、参加者が毎日アカウントを訪問する動機を作り、ブランドとの接触頻度を高めることも期待できます。
 
このように、SNSでのフォロー・投稿体験と店頭での購買行動を組み合わせることで、オンラインとオフライン双方でのブランド接点を増やし、販促効果の最大化を狙ったキャンペーンとなっています。
 
くら寿司|店舗来訪時の写真投稿キャンペーン
 

 
応募条件 来店&ハッシュタグ&画像投稿
景品情報 鬼滅の刃バスタオル:10名
 
店頭にてコラボメニューを撮影してXに投稿することで応募が完了します。本キャンペーンは、参加前の来店を促す仕組みとなっており、SNS上での写真投稿を通じてブランドやコラボメニューの認知拡大にもつながります。
 
さらに、人気アニメとのコラボと限定コラボグッズを景品に設定することで、ファン層の参加意欲を高める効果も期待できます。

このように、オンラインでの投稿体験とオフラインでの来店体験を組み合わせることで、ブランドの接点を増やし、販促効果とファンエンゲージメントの両立が期待できるキャンペーンとなっております。
 
関連記事|X(旧Twitter)キャンペーン成功の秘訣!事例・手法・手順・企画ポイントを徹底解説!

 

Xキャンペーンは、手軽に参加できる仕組みと拡散力を掛け合わせることで、短期間でも高い成果を生み出せる手法です。

本記事で紹介した事例やポイントを参考に、自社の商品・ブランドに合った企画を設計することで、認知拡大からファン化まで一貫したマーケティングを実現することができます。次のキャンペーン立案のヒントとして、ぜひご活用ください!

 
【X(旧Twitter)の関連資料】
【X(旧Twitter)での販促初心者の方】
【いまこそ知りたい】X(旧Twitter)プロモーションの基本
 
【X(旧Twitter)キャンペーンの基礎を知りたい方】
【5分でわかる】X(旧Twitter)キャンペーン入門資料
 
【X(旧Twitter)キャンペーンの最新情報を知りたい方】
アルゴリズムや仕様変更も解説!最新事例から紐解く”Xキャンペーン”まるわかりセミナー
 
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【目的別に25選ご紹介】X(旧Twitter)キャンペーン事例集
【事例50選】媒体別!キャンペーン事例集

 

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