夏のキャンペーン事例20選

本施策は、丸亀製麺X公式アカウントをフォロー後、指定ハッシュタグ「＃夏休みの思い出と丸亀製麺」と今日食べたい丸亀製麺の冷うどんをつけて引用投稿すると応募が完了します。 

対象期間内の毎週月曜日に開催されており、抽選で10名に500円引きクーポンが当たる仕組みです。また、お昼の時間帯（12～14時）に投稿すると当選確率が上がる工夫を施しており、お昼時に丸亀製麺を思い出してもらい自然に来店を想起させる導線を作っています。

引用ポストを条件にすることで、ユーザーの発話を促進すると同時に、キャンペーン自体の認知拡大にも寄与。さらに、クーポン配布を組み合わせることで、参加から来店までをスムーズにつなげた設計がポイントといえます。

本施策は、「世界のキッチンから」X公式アカウントをフォローし、投稿をリポストするだけで応募が完了するシンプルな設計です。 

景品には人気の「ソルティライチ」に加え、新発売の「ライムソルト」を採用。既存商品によるファン層の囲い込みと新商品の認知拡大の効果が期待できます。また、キャンペーンバナーは夏を連想させる鮮やかなイラストを採用し、視覚的に季節感とワクワク感を演出しています。

また、実施時期を夏本番前の5月下旬に設定することで、「暑さに備えてドリンクを楽しもう」という文脈を自然に作り出し、季節需要の喚起につなげた点もポイントです。

本施策は、集英社マンガX公式アカウントをフォロー後、「DEAIBOOKS」にアクセスし、オススメされたマンガをシェア、および指定ハッシュタグ「#DEAIBOOKS」「#DEAIBOOKSが選んだオススメの一冊」をつけてポストすると応募が完了します。さらに対象投稿をリポストすると当選確率が上がる仕組みで、SNS上での拡散を促す設計になっています。 

夏は、夏休みやお盆休みなどの休暇が増える時期であり、「夏」×「出会い」×「マンガ」というテーマ性をもたせて新しい作品との出会いを訴求することで、季節需要との親和性を高めています。また、「#DEAIBOOKS」の拡散を通じてブランド認知を広げ、キャンペーン終了後もサービスを継続的に利用するユーザーの増加も期待できます。 

景品には「図書カードネットギフト1,000円分」を採用。シェアしたマンガを実際に購入できる導線を設け、参加体験の満足度を高めると同時に、購買行動にもつなげる工夫がされています。

本施策は、サントリーX公式アカウントをフォロー後、対象投稿をリポストすると応募が完了。その後、リプライで届くスクラッチを削ることで、その場で当落結果がわかるインスタントウィンキャンペーンを実施していました。 

キャンペーン期間中は毎日1回、何度でも参加できるため、継続的な参加を促しながら投稿の拡散、ブランド認知の拡大が期待できます。また、演出には「スクラッチ」を取り入れ、応募体験に遊び心を加えた点も特徴です。 

景品には「JTBトラベルギフト10万円分」や「金麦のオフ6缶」を採用。「夏休み」というテーマと結び付けることで、季節感を演出しつつ購買意欲や参加意欲を高める設計となっています。

マルタイとsirocaが共同で実施した「ちょいなべで、冷やし中華はじめました。プレゼントキャンペーン」はInstagramとXを使用したオープンキャンペーンです。 

応募方法は、Instagramではシロカ公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿に「いいね」とラーメンの絵文字をコメント。Xではマルタイ公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿に「＃マルタイちょいなべ」を付けて引用ポストするのみで参加可能です。抽選で6名に「マルタイラーメン」10袋（20人前）とシロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」1台がセットで当たります。 

マルタイラーメンは冷やし中華にしてもおいしいという魅力、「ちょいなべ」はケトルと鍋が一体化し、注ぎ口に湯切りもついた手軽に調理出来る製品であるという魅力があります。企業のコラボで、双方の魅力を巧みに世間にアピールしているキャンペーンとなっています。

フマキラー株式会社はInstagramを活用したクローズドキャンペーンを実施しました。このキャンペーンでは、特定の品種のヒマワリを育てている方を対象に、フォローとそのヒマワリの写真や動画を投稿して応募できるキャンペーンです。 

ターゲットが広いキャンペーンではありませんが、キャンペーン対象投稿が合計500件に到達すると実施されるキャンペーンのため、何度も投稿をすることからキャンペーンの盛り上がりが期待できる仕組みとなっております。 

第1弾では対象のヒマワリの苗を賞品としたキャンペーンを実施しており、第1弾の当選者が第2弾にも参加を促すことができる設計となっております。また、この対象のヒマワリの品種は、フマキラーグループから発売しており、ブランドのPRも兼ねているキャンペーンとなっております。

「東北の夏祭りを応援しよう!」キャンペーンは、サントリーが実施した東北の夏祭りの応援を兼ねた地域密着型のキャンペーンです。キャンペーン期間中、東北6県の対象店舗にて対象商品を購入のうえ応募すると、抽選で“東北のお肉”が当たります。LINEとハガキを使用したキャンペーンであり、対象商品を購入したレシートにて応募可能です。 

このキャンペーンの魅力は、地域貢献を兼ねている点です。対象商品の売上の一部が東北各地の夏祭り団体へ寄付される仕組みとなっており、商品を購入することで地域の文化や伝統を応援することができるのです。さらに、賞品として各県のブランド牛など、東北ならではの“地元の味”が当たるので、東北の魅力を味覚でも体感できる内容となっています。東北にお住まいの応募者が、地元の良さを再発見できるよう工夫された企画です。

「午後の紅茶 夏のアイスティーを楽しもう！キャンペーン」は、キリンビバレッジが実施したWebとハガキ2つの媒体を利用したキャンペーンです。 

Webにてキーワードを答えるだけで応募が出来るオープンキャンペーンと、対象商品を含むレシートと午後の紅茶を使用したオリジナルレシピで応募するクローズドキャンペーンの2種類が用意され、気軽さと発想力を活かす楽しさの両方を取り入れております。特にクローズドキャンペーンでは、上位作品に選考されると豪華賞品が贈られるほか、1位レシピは「首都圏を走る午後の紅茶オリジナルキッチンカー」にて秋の定番メニューとして販売されます。 

自分の考えたレシピが商品化されるかもという期待感に加え、レシピを考えるうちに自然と商品への愛着が深まる工夫が凝らされたキャンペーンとなっております。

イオングループと複数アイスメーカーの共同企画として、WEBマストバイキャンペーンを実施しておりました。 

対象メーカーのイチ推しアイスをLPから確認し、購入レシートを送付することでキャンペーン参加が可能となります。対象商品の点数とレシート金額に応じて景品が異なっており、上位の景品は高価格帯家電や旅行券などと豪華なラインナップとなっております。 

本キャンペーンはレシート送付が応募条件となるため、購買の後押しをする効果があります。また特定流通とのタイアップ施策になっているため、流通との関係強化や配下促進の効果もあります。さらに購入点数と金額によって景品を変えることによっても購買の後押しを行っており、「あと1つ買えば〇〇がもらえるかも」「あと〇〇円買えば豪華な景品が当たるかも」といった心理状況を作り出し、購買単価と購買点数を押し上げています。