Paldia Collaboration Blog Vol.29
企業間コラボの最新情報をご紹介するコラボレーションブログ。
企業×企業のホットなイノベーションをお届けしております。
今回のコラボレーションブログでは、「?」マークで有名な油性マーキングペン「マジックインキ大型」と、
「やりたいこと」で世界を切り開く株式会社ヘソプロダクションの色あせないモノづくりのコラボ企画の新商品『マジックインキッチン』、
また、そのコラボによる効果についてご紹介させていただきます。
コラボ企業
コラボ実施企業① | 寺西化学工業株式会社 |
---|---|
コラボ実施企業② | 株式会社ヘソプロダクション |
企画概要
「?」のマークと「どんなものにもよく書ける」でお馴染みの日本を代表する油性マーカー「マジックインキ」は、
寺西化学工業株式会社が日本で最初の油性マーキングペンとして1953年に発売しました。紙はもちろん、ガラス・プラスチック・布・木材・金属など、
どんなものにもよく書け、速乾性・耐水性に優れている魔法の筆記具「マジックインキ」は、日本の筆記具の常識を打ち破り、現在も当時とほぼ変わらない
形状で「マジックインキ大型」として販売され、皆に愛され続けている超ロングセラー商品です。
そんな魔法の筆記具として知られる「マジックインキ」が発売されてから半世紀余り、「やりたいこと」で世界を切り開くヘソ集団と謳う
そんな魔法の筆記具として知られる「マジックインキ」が発売されてから半世紀余り、「やりたいこと」で世界を切り開くヘソ集団と謳う
株式会社ヘソプロダクションとのコラボ企画、「マジックふりかけ」は2018年の9月に発売され、販売開始3ヶ月で5万本以上出荷されました。
この商品の反響が大変大きく、また、株式会社ヘソプロダクションの代表取締役である稲本ミノル氏が、「マジックインキ」の製造企業である寺西化学工業の方と対談された際に、マジックインキ大型の瓶容器は密封性が高く、落としても割れにくいことを知りました。
その性質が食品容器に最適だということが分かり、大好評「マジックインキ」コラボ企画の新商品として、
その性質が食品容器に最適だということが分かり、大好評「マジックインキ」コラボ企画の新商品として、
「マジックインキ大型」の見た目そのままの本体から、キャップを外し、器を振ると、いろんな味の塩が出てくる魔法(マジック)の調味料
『マジックインキッチン』が2018年12月下旬に発売されることになりました。
【商品概要】
商品名:マジックインキッチン
価格:680円(税抜)
発売日:2018年12月
種 類:全8種類(たこやき風味塩、明太子風味塩、焼き鳥風味塩、竹焼塩、七味塩、抹茶風味塩、カレー風味塩、梅風味塩)
本体サイズ:約W24mm×H85mm
内容量:15g(中身の調味料は補充可能です。)
賞味期限:365日
地域限定販売:関西、福岡
【商品概要】
商品名:マジックインキッチン
価格:680円(税抜)
発売日:2018年12月
種 類:全8種類(たこやき風味塩、明太子風味塩、焼き鳥風味塩、竹焼塩、七味塩、抹茶風味塩、カレー風味塩、梅風味塩)
本体サイズ:約W24mm×H85mm
内容量:15g(中身の調味料は補充可能です。)
賞味期限:365日
地域限定販売:関西、福岡
コラボメリット
【株式会社ヘソプロダクションのメリット】
「マジックインキ大型」は、「?」のマークが特徴的で、発売から55年後の2008年にグッドデザイン賞ロングライフデザイン賞を受賞しており、
誰もが一度は見たことのある文房具の王様といっても過言ではない商品です。そのため、その商品の容器をほぼ変えずに使うことによって、
ブランド力を上手く利用することができます。また、「マジックインキ」の根強いファン層にも、会社を知ってもらう機会を得ることが期待されます。
【寺西化学工業株式会社のメリット】
文房具として長年培ってきた知名度を活かしつつ、調味料という新しいテイストを加え、新たな市場を開拓することができています。
【寺西化学工業株式会社のメリット】
文房具として長年培ってきた知名度を活かしつつ、調味料という新しいテイストを加え、新たな市場を開拓することができています。
また、新しさを加えることによって、既存顧客だけでなく、違ったターゲット層にも反響が見込まれ、今後の顧客拡大が期待できます。
さらに、今回のコラボレーションによって、文房具としてしか使えないと思っていた容器が、別の用途でも使えることがわかり、
新たな可能性も広がっています。
コラボ効果
「?」マークでお馴染みのマジックインキ大型は、1953年に日本で最初に開発、発売された油性マーキングペンであり、
2008年にグッドデザイン賞ロングライフデザイン賞を受賞しているため、誰もが一度は見たことのある文房具の商品であるといえます。
その中で、調味料という、今までの商品と全く違う形で、消費者に新たな価値を提供しています。
油性マーカーの王道商品としてのブランドを活かしながらも、実際は調味料であるという話題性が双方にとって大きな効果を生み出しています。
コラボ成功ポイント
➀
各地域限定の商品であること、また、瓶容器のカラーバリエーションも豊富で、見た目もかわいく、
地域ごとに限定の味が楽しめるため、コレクションアイテムとしても支持されている点。
現在、関西を中心に、大阪限定:たこ焼き風味塩、福岡限定:明太子風味塩、焼き鳥風味塩、奈良限定:竹焼塩、京都限定:七味塩、抹茶風味塩、
現在、関西を中心に、大阪限定:たこ焼き風味塩、福岡限定:明太子風味塩、焼き鳥風味塩、奈良限定:竹焼塩、京都限定:七味塩、抹茶風味塩、
神戸限定:カレー風味塩、和歌山限定:梅風味塩、というような、地域に合わせた全8種類の味が販売されています。
その地域でしか手に入らないため、希少性が高くなっています。
また、実際に、女性からは、「瓶が可愛くて集めたくなる。」「持ち運びに丁度いい大きさなので、子供に持たせる。」などといった
また、実際に、女性からは、「瓶が可愛くて集めたくなる。」「持ち運びに丁度いい大きさなので、子供に持たせる。」などといった
意見が多くなっているため、今後も写真をメインとしたSNSでの拡散が期待されています。
さらに、年配の方からは「学校や仕事でよく使っていたが、最近はマジックを使う機会がなくなっていた。そのため、こんな形で再び手にすることができてうれし懐かしい。」といった喜びの声が多数寄せられています。少し商品から離れていた既存顧客が、
さらに、年配の方からは「学校や仕事でよく使っていたが、最近はマジックを使う機会がなくなっていた。そのため、こんな形で再び手にすることができてうれし懐かしい。」といった喜びの声が多数寄せられています。少し商品から離れていた既存顧客が、
再び商品を手に取るきっかけにもなっています。
➁
➁
「彩のあるビジュアル」「文具から塩が出てくるというギャップ」「本家同様の容器」といった細かなこだわりの部分が話題化に寄与した点。
商品をつくる際にこだわった細かな部分が、ネットに取り上げられ、『ねとらぼ』の記事からのYahoo!ニュース掲載が大きな反響を呼び、話題になりました。
話題になる前は、普段取引をしている店舗のみでしたが、話題になったあとは5件ほど取材が入りました。一般のお客様からも「どこで購入できるのか」という問い合わせが毎日数件あり、取り扱い希望店舗の問い合わせも増加しました。初回生産数4000個の在庫が10日も経たないうちに尽きたため、10000個の生産を追加発注しました。さらに、新規の小売店や問屋からも取り扱いを希望するお問い合わせがあったが、話題直後は生産ペースが追いつかなかったため、発売から1か月半ほどして、安定供給が可能になった時期から対応することとなりました。「関西と福岡以外でも買えるようにしてほしい。」という要望多数により、全国展開についても急務になっています。
商品をつくる際にこだわった細かな部分が、ネットに取り上げられ、『ねとらぼ』の記事からのYahoo!ニュース掲載が大きな反響を呼び、話題になりました。
話題になる前は、普段取引をしている店舗のみでしたが、話題になったあとは5件ほど取材が入りました。一般のお客様からも「どこで購入できるのか」という問い合わせが毎日数件あり、取り扱い希望店舗の問い合わせも増加しました。初回生産数4000個の在庫が10日も経たないうちに尽きたため、10000個の生産を追加発注しました。さらに、新規の小売店や問屋からも取り扱いを希望するお問い合わせがあったが、話題直後は生産ペースが追いつかなかったため、発売から1か月半ほどして、安定供給が可能になった時期から対応することとなりました。「関西と福岡以外でも買えるようにしてほしい。」という要望多数により、全国展開についても急務になっています。
まとめ
Instagram の普及による、彩やフォルムなどのビジュアルの重要さや、文具の容器とほとんど変わらないが、実は調味料というようなギャップ、話題性がコラボ商品の成功に大きく影響していると考えられます。また、昔から知られている文房具に対して、「どんなものにもよく‘‘かけて‘‘いろんな料理に使える、
そして味だけでなく、ハッと驚く周囲の反応とともにご笑味ください。」というユーモアたっぷりなアイデアが新たなスパイスとなり、
今回のコラボレーションに花を添えています。ヘソプロダクションでは、今後もマジックインキとの色あせないモノづくりコラボを企画しており、
続々登場予定の「どんなものにもよく×(かける)魔法の商品企画」に期待が寄せられています。