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イギリスのライフスタイルブランド、「キャスキッドソン」が、25周年のアニバーサリーイヤーを記念して、「ハインツ トマトケチャップ」と「フレッシュネスバーガー」とのコラボレーションを実現させました。世界的に人気なキャスキッドソンの可愛らしいデザインをまとったケチャップやバーガーが話題をさらった、このキャンペーンについてご紹介します。
コラボ企業
コラボ実施企業① | キャス キッドソン |
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コラボ実施企業② | ハインツ |
コラボ実施企業③ | フレッシュネスバーガー |
企画概要
イギリス発のライフスタイルブランド「キャスキッドソン」が25周年を記念して、アメリカ発のケチャップブランド「ハインツ」、日本発のハンバーガーチェーン店「フレッシュネスバーガー」とのコラボレーションを実現しました。まず「ハインツ」とのコラボレーションについてです。こちらは創立25周年を記念した「ガーズ&ゲスト」をフィーチャーした3つのプリントがハインツの象徴であるキーストーンにデザインされた、オリジナルの「ハインツ」のケチャップが発売されます。日本限定のパッケージで、全国のキャスキッドソン直営店をはじめ、スーパーマーケット、量販店で発売されました。キャスキッドソンは1993年にロンドンでスタートし、ヴィンテージファブリックで包んだアイロン台とお皿やマグカップなどのテーブルウェアなどのコレクションからはじまったブランドです。そこで、今回の「ハインツ」とのコラボレーションは、ブランドのルーツであるキッチンまわり等ホームカテゴリーに紐づく、25周年を祝福する商品として生まれました。次に「フレッシュネスバーガー」とのコラボレーションについてです。上記「ハインツ」とのコラボレーションを機に、様々な人に「キャスキッドソン」発祥の地であるイギリスのライフスタイルを体験してもらうことを目的に、日本を代表するハンバーガーブランド「フレッシュネスバーガー」とのコラボレーションキャンペーンが実施されました。コラボレーションメニューは、イギリスの伝統的な料理ローストビーフを肉厚のクラシックパティに贅沢に盛り込んだローストビーフバーガー。提供時には、こちらも「ガーズ&ゲスト」がデザインされたキャスキッドソンデザインのハンバーガー袋とともに提供されます。また、全国のキャス キッドソン ストアでは期間中に、コラボレーションケチャップを含む、10,800円以上(税込)お買い上げの方に、先着でキャス キッドソン デザインのフレッシュネスカード(500円チャージ)をプレゼントするキャンペーンも同時に展開されます。
コラボメリット
【キャスキッドソンのメリット】
25周年という節目の年に、より多くの方に「キャスキッドソン」というブランドを知ってもらえる機会を創出することが可能となります。通常はキャスキッドソンの商品が並ぶことの少ない量販店や飲食店でもブランド認知の機会が生まれることで、これまであまりこのブランドに触れることのなかった人の中にもファンが増えることが想像できます。また、「ハインツ」のケチャップはキャスキッドソンストアでも販売すること、また期間中に10,800円以上購入の方へのオリジナルデザインのフレッシュネスカード(500円分チャージ)というキャンペーンも行うことで、キャスキッドソンストアの売上の増加も見込むことができます。
【ハインツのメリット】
パッケージを人気ブランドの限定デザインに一新することで、スーパーマーケットなどでの商品のアプローチの可能性が高まると思われます。競合商品の多いジャンルの為、商品の露出面が広がるなどのアプローチがにより、普段は別のメーカーのものを購入する人にも手に取ってもらいやすくなることも考えられます。また、今回のような話題のコラボレーションの際には、スーパーなどの通常の販路以外にもキャスキッドソンストアなど特別な露出が増えるため、新たな販路からの顧客も見込めます。
【フレッシュネスバーガーのメリット】
フレッシュネスバーガーについても「ハインツ」と同じく、この時期だけの限定メニューやパッケージを使用することで、普段は別のショップを利用する人にも来店してもらえる可能性が高くなります。また、キャスキッドソンストアで行われる、10,800円以上ご購入の方に先着でプレゼントされる、500円分のチャージが含まれたオリジナルデザインのフレッシュネスカードについても、キャスキッドソンの顧客をフレッシュネスバーガーに取り込む大きなチャンスとなることも期待できます。
コラボ成功ポイント
3社でのコラボレーションということで、まずは単純にオリジナル商品の露出頻度が非常に高いことが予想されます。中でも、「ハインツ」とのコラボレーションにより、前述のようなスーパーマーケットや量販店など生活に根付いた店舗でもキャスキッドソンデザインを目にする機会が増え、圧倒的な露出度のアップにつながることが予想できます。「ハインツ」としても、世界的にファンの多い「キャスキッドソン」とのコラボレーションを実現することで、新たな客層へのアプローチや、キャスキッドソンストアでの露出の拡大など、大きな利点が想像できます。
またフレッシュネスバーガーとのコラボレーションでは、チェーン飲食店ならではの効果として、フレッシュネスバーガー日比谷店の店舗ラッピングが行われたり、オリジナルデザインのハンバーガー袋を使用することで、SNSへの投稿へのトリガーとなり、さらなる話題の拡散にもつながる可能性があります。「フレッシュネスバーガー」としても、「ハインツ」と同じく新たな客層へのアプローチはもちろん、前述のようなSNSへの写真やレビューの投稿などが増え、店舗自体の宣伝効果も高まることが予想されます。3社異なる業態だからこそ、それぞれのターゲットや販路、ブランド性などを活かしたプロモーションが、コラボレーション成功のカギになるでしょう。
まとめ
キャスキッドソンの25周年のアニバーサリーイヤーを祝うこちらのコラボレーション、それぞれ根強いファンのいる3社がコラボレーションするということで、話題だけでなくコラボレーションによる効果にも期待ができます。