キャンペーンバナー作成依頼の際に気を付けるべき4つのポイント!

 
 
 
 

 

 

キャンペーンバナーとは

 
【用語解説:バナー】
バナー(Banner)とは、直訳すると「旗」や「のぼり」という意味がある。キャンペーンにおけるバナーとは、キャンペーンが開催されていることを告知する旗やのぼりのようなもの。基本的に画像でつくられ、ファイル形式はPNG(ピング)やjpeg(ジェイペグ)。最近は静止画だけではなく、動画を使って作成されることも増えている。

 

キャンペーンバナーとは、キャンペーンの告知の際に使われる画像のことを指します。このバナーはSNSを活用したキャンペーンに使用されたり、Webサイトに掲載し、キャンペーンが開催されていることを告知するために使用されたりすることが多いです。

 

そんなバナーですが、ユーザーは日々いろいろなバナーを目にしています。その中からキャンペーンに応募してもらう人を増やすためのバナーを作るためにはどんな気を付けるべきポイントがあるのか、ご紹介していきます。

 

POINT①ターゲットを明確にする

 
【用語解説:ターゲット】
ターゲットとはサービスや商品を利用してもらいたいユーザーのことを具体的に定めたものを指す。キャンペーンバナーにおけるターゲットはキャンペーンに応募してもらいたいユーザーのこと。大まかには「性別」「年齢」「職業」等があり、場合によっては「趣味」「家族構成」等を決めることもある。
 
キャンペーンバナーを作る際、とにかく多くの人に誰にでも見られるものを作りたい!という思いがあるかもしれません。ですが誰にでも見られるものは言い換えると誰にも見られないものになってしまいます。40代男性が主にキャンペーンに応募してきてもらいたいというキャンペーンで、ピンク色が基調のキャンペーンバナーの場合、40代男性は見てくれるでしょうか。おそらく見てくれません。そのため、ターゲットをしっかりと決めて作成する必要があります。
 
ターゲットは難しく考えず、どんな人にキャンペーンに応募してもらいたいかを考えましょう。
– 女性
– 30代
– 事務職を新卒からしている
– 当社の商品を知っているが、使ったことがない人
– SNSはX(旧Twitter)をよく使用する
 
上記は例になりますが、これだけでもどんな言葉を載せるか、どの要素を目立たせるか、色はどんなものがいいかなどざっくりではありますが決まってくると思います。
 
依頼の際は想定しているターゲットをデザイナーに伝えると、認識のズレが少ないキャンペーンバナーが仕上がってくるでしょう。

POINT②優先順位をつける

 

キャンペーンバナーには以下の要素が入ることが多いです。
– キャンペーンタイトル
– 賞品の当選人数
– 賞品のイメージ画像
– 簡単な応募方法
– 応募期間
 
キャンペーンバナーは告知で使用することが多いため、たくさんの要素を詰め込みたい!という思いがあるかと思います。ですが、ユーザーはキャンペーンバナーを最初からじっくり見ることはありません。SNS上であればスクロールして気になる情報があれば目を留めて見る、という動作になります。そのため、本当に伝えたいことはぱっと見で伝わるようにする必要があります。
ここでは「何を目立たせるのがユーザーに刺さるのか?」という基準で考えましょう。
 
例えばキャンペーン名にインパクトがあり、それだけで面白そうと思ってもらえるものであればキャンペーン名を一番に目立つように配置します。賞品の当選人数が多く、自分でも当たるかもと思ってもらえそうな人数であれば賞品の当選人数を一番に目立つように配置します。
 

 
また、本当にすべての要素をキャンペーンバナーに詰め込む必要があるのかどうかも精査しましょう。例えばSNSで告知をする場合、キャンペーンバナーには一番目立たせたいことのみを記載し、投稿文章にその他の要素を記載するということもできます。
 

  

依頼の際は「この要素を一番目立たせたい」「この要素はあまり目立たせなくても良い」とデザイナーへ伝えるようにしましょう。

 

POINT③どこに掲載するのかを明確にする

 
キャンペーンバナーは必ずどこかに掲載されるものです。自社サイトの中に掲載する場合は、他のバナーがどのサイズで掲載されているかを調べましょう。SNSで投稿する場合は表示される最適なサイズというものがあります。最適なサイズを守ってキャンペーンバナーを作成することで、より目に留まりやすいキャンペーンバナーを作成することができます。
 
また、特にX(旧Twitter)の複数枚投稿の場合、1枚投稿の場合と比べて見え方が異なります。大事な情報がぱっと見で見切れてしまっているともったいないですよね。
そのため、どこに掲載するのか、他に一緒に掲載するバナーがあるのかどうかも一緒に伝えるとよいでしょう。
 

 

 
 

POINT④デザインの完成イメージを明確にする

 
例えば「黄色」で「にぎやかな感じ」と言葉で伝えるとしましょう。黄色と一言にいっても明るめの黄色から暗めの黄色までたくさんの色がありますし、にぎやかな感じに関してもイラストがたくさん入っていたらにぎやかなのか、細かい飾りがたくさんあればにぎやかになるのか等、人によって感覚が異なります。他にもイラストメインのキャンペーンバナーにするのか、写真がメインのキャンペーンバナーにするのかによってもイメージが変わってきます。
 
もしデザインの完成イメージがある場合は、言葉だけではなくその画像を共有するようにしましょう。
なお、キャンペーン用にLPがありそちらを踏襲したいという場合は、そのLPのURLやデザイン等を共有すると、完成したキャンペーンバナーとキャンペーンLPに齟齬がないデザインが仕上がってくるでしょう。
 
 

キャンペーンバナーを依頼する際にありがちな失敗例

 
キャンペーンバナーを作成依頼する際、注意しないとユーザーに分かりづらいバナーが完成してしまう場合があります。キャンペーンによくある例でご紹介します。

 

①印刷物のデザインを基に作成依頼をしたため、要素が多くなってしまった・文字が小さくなってしまった

 

キャンペーンバナーを作成依頼する際、すでにあるデザインを基にバナーにしたいという場合があるかと思います。例えばすでに作成されている印刷物のデザインを基に、バナーを作りたいということが多くあります。印刷物のデザインはポスターやPOPなど様々なものがありますが、特にポスター等要素が多く含まれているデザインからバナーにしたいという場合は注意が必要です。
ポスターには多くの要素が入っていることがほとんどで、その全てをバナーに入れてしまうと全ての要素が小さくなってしまいます。要素が小さくなると自然と文字のサイズも小さくなってしまい、ユーザーに分かりづらいバナーとなってしまいます。
 
多くの情報を掲載したくなりますが、本当に大切なことだけをバナーに入れ、他の要素はバナー外のテキストなどで補完します。②で優先順位をつけることが大切ということを記載しましたが、ここでも優先順位をつけて何を載せるのか、何を削るのかを見極めて依頼するようにしましょう。
 

 
②スマートフォンで見る想定をしておらず、スマートフォンで見ると文字が読めなくなってしまった

 

仕事をしているとパソコンで画像を見ることが多くあると思います。パソコンは大きな画面でアップしてみることができますよね。ですがスマートフォンはパソコンよりも小さな画面で見ることになります。パソコンでは十分に読めていた文字も、スマートフォンで見ると小さくて読めない・・・という事態に陥る可能性があります。
 
ユーザーはパソコンよりもスマートフォンで閲覧することが多いです。デザイナーから上がってきたキャンペーンバナーは、パソコンだけではなく、必ずユーザーが使うスマートフォン上でも確認するようにしましょう。
 

 
③クリックできるかわからないバナーになってしまった

 

近年バナーは様々な場所に掲載されていて、ユーザーもバナー=クリックできるものと認識しています。しかし、デザインや掲載場所、ターゲットによっては「詳しく見る」のようなボタンを入れておくに越したことはありません。シンプルすぎるデザインであればただのイメージ画像と思われてしまったり、ターゲットの年齢層が高い場合はバナーと認識してもらえないこともあります。
ユーザーが興味を持ってもクリックされなければバナーの存在意義はありません。クリックできることを明確にユーザーが分かるようにしておきましょう。
 
キャンペーンバナーを作成依頼する際に気を付けるべきことや失敗例を記載しましたが、いかがでしょうか?キャンペーンを開催するのであれば、応募数を増やして盛り上げたいですよね。ぜひ上記ポイントを意識してデザイナーへ作成依頼をしてみてください。
 
パルディアではキャンペーン事務局だけではなく、キャンペーンバナーの制作実績も豊富にあります。「キャンペーン実施に伴い、キャンペーンバナーを作成したいけどどうしたらいいかわからない・・・」「キャンペーン実施に伴い、全てをまるっと依頼したい!」という方はぜひお気軽にご相談ください!
 

 
その他のブログ
Others
TOP > Blog > キャンペーンバナー作成依頼の際に気を付けるべき4つのポイント! | キャンペーン事務局代行‐実績1万件以上のパルディアにお任せ