
株式会社パルディア
プロモーション統括部Sales DivisionⅠ
二宮 海周
株式会社パルディアのプロモーション統括部Sales DivisionⅠの二宮と申します。幼いころより剣道をしており、現在も休日には剣道やその他のスポーツを楽しんだりとアクティブに過ごすことがほとんどです。お仕事でもスピード対応を心がけておりますので、キャンペーンやツール作成などなんでもご相談ください。
Support Contents
- ・キャンペーン事務局運営(キャンペーン実施運営に関わる全ての業務)
・抽選業務(ハッシュタグ収集を含む)
・景品発送
Demand
クライアント様より画像投稿型のキャンペーンを行いたいというご要望を受けました。
そこで対象商品が化粧品のため女性へ向けたインスタグラムキャンペーンを検討いたしました。
Proposal
提案時インスタグラムではAPI(ソフトウェアの機能を共有する仕組み)の規制が入り、
『ハッシュタグ』の投稿収集が出来ずキャンペーン開催自体が難しい状況でしたが、
こちらに対して提案させていただいた対応策としては下記3点になります。
①ツイッターなどその他のSNSでキャンペーンを開催する
②インスタグラム開催は変えず投稿収集を手動で行う
③API規制に対応した投稿収集システムを採用する
実際の対応策としては、
クライアント様からの「画像投稿型のキャンペーンを行いたい」という要望に加えて、
スムーズな事務局運営を行うという観点から、
「③API規制に対応した投稿収集システムを採用する」の対応策を取りました。
この対応策決定に伴いシステム会社選定を行った結果API規制に対応をしたシステムを導入し
無事キャンペーンを開催する事が可能になりました。
キャンペーン開催中は、商品パッケージにタレントを起用されていたため
既存顧客のみならず、タレントがきっかけとなり新規顧客からの応募も見受けられ
改めてSNSは話題のキャンペーンになる可能性が高い事を認識いたしました。
Campaign Office
まず、本キャンペーンの応募条件は『ハッシュタグ』&『商品画像投稿』になっておりました。
『商品画像投稿』と一口にいっても、事務局側としては細かい投稿収集基準をクライアント様と結んでおく必要性があります。
理由として、クライアント様によっては
①投稿画像に他社製品・サービスが映っている画像は避けたい
②一時的に作成されたアカウントは避けたい
上記の様な企画本来の目的である『商品・サービスの認知度向上』とズレるのは避けたいというご要望があるためです。
このようなご要望にお応えするためにも、事務局側では柔軟かつ的確な抽選作業が求められます。
実際には収集システムにて投稿を収集後、抽選する際には人の目によるチェックを行うことで正確性向上に努めました。
本キャンペーンの場合、タレントを起用していた事によってファンの方からの応募が多数ありました。
応募数から見ると増加していたので大変嬉しい事ですが、
上記①②の様な要望や企画本来の目的に沿い抽選を行うことで柔軟に対応をいたしました。
Comment
まずインスタグラムやツイッターキャンペーンの様なSNSキャンペーンは『リツイート』『ハッシュタグ』『フォロー』というものが
主な応募条件になります。これに伴い、これら一つ一つあるいは複数の条件を満たした投稿ないしアカウントを収集する必要があります。
SNSキャンペーンは、タレント起用や話題性のある施策を企画することで投稿が拡散され
二次的応募による応募数増加に期待できるだけでなく、ユーザーとしてはフォロー&リツイートするだけで
応募が完了してしまう手軽さを持ち合わせた『拡散性』『応募の手軽さ』に長けているキャンペーン手法と言えます
この点ではハガキキャンペーンよりも効果的なキャンペーンでしょう。
ですが、その反面事務局側には前記のようなクライアント様の抽選基準に応えるため都度柔軟な対応が求められるキャンペーンでもあります。
それぞれメリット・デメリットがあるSNSキャンペーンですが、特有の『拡散性』による商品・サービスの認知度向上には、
他のキャンペーンとは一線を画す爆発力は相当なものだと感じます。